G検定(G2023#5)を受けてみた
試験を受けての感想と対策方法を記しておこうと思いました。読みづらいと思いますが、活用してもらえればと思っています。
G検定とは
G検定(ジェネラリスト検定)とは ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する
要するに、 AIの基礎知識及びディープラーニング知識について問われる試験です。
この試験は一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施している民間資格。
https://www.jdla.org/certificate/general/
受験きっかけ
私は大学の授業を通してAIについて学んでおり、授業内でG検定について触れることがあり、じゃあついでに資格を取ってみようという軽い気持ちで受けてみました。
決心したのは試験まで約2週間前というのもあって、必死に傾向と対策をしました...
勉強方法
結論からすると、AIの基礎知識を身に着けたうえで、ディープラーニングの手法をイメージ(具現化)できるようになれば受かると思います。
私は、参考書や様々な記事から自分の教科書=カンペを作りました。
この試験は選択問題ですが120分で約200問を解くので、単純計算で 1問につき36秒で解かなければいけない 試験でした。
また、問題文も長くひっかけ問題も多いため、悩んでいる時間はありませんでした。
使った参考本は2冊になります。
白本:深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版
https://www.amazon.co.jp/dp/4798165948?tag=ukatta-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
黒本:徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 (徹底攻略シリーズ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4295011630?tag=ukatta-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
どちらも白本・黒本と呼ばれる有名な参考本になります。
白本では、G検定の概要知識理解、基礎知識の確認 に使います。
黒本は、白本と並行して章が終わるごとに問題をといて、知識の定着 を狙います。
白本の活用方法
3段階に分けて活用していきます。
- 全体通読
どんな知識が必要か理解するのを目標にする - 章ごとの知識理解
出てくる単語の意味が分かるようにする - 分からない問題の時の確認
分からない単語が問題に出てきたときに確認をする
黒本の活用方法
問題集になるので、白本の2段階目に入ったら使っていきます。問題を使っていくと、全然理解できていないことに気づきます。最初は答えを見て、慣れることが大切だと思います。
問題を見る→解く→答えを見る→解説で理解する
この流れが大切になってくると思います。
カンペを作る
この資格試験では、いかに早く問題を解けるかが鍵になってきます。よって、自分が分かりやすい自分の教科書=カンペを作るべきだと思います。カンペを作ることで、単語の意味を調べるようになるので、より深い基礎知識の定着につながると考えます。
カンペを作るときは、公式から出ているシラバスを見てわからない単語は徹底的に調べた方が絶対いいです。
↓私が作ったカンペの一部になります。(イラスト部分は著作権等に絡みそうなので載せません)
模擬試験を受けてみる
G検定には過去問が存在せず実力を試す場がないので、インターネットにある模擬試験などを使わせてもらい、実力を測ります。私の場合、StudyAIの模擬試験で実力試しをしました。
https://study-ai.com/generalist/
ここで点数が取れなければ、試験に落ちるといってもいいと思います。8割以上とれていなければ、白本を使って知識の再確認をしましょう。
試験を受験する
あとはやってきた自分の実力を信じて試験を受けるだけです!
分からない問題はマークを付けてあと回しにして、時間を有効活用することが合格に繋がります。
受験結果の確認
受験後2週間後にメールで合否連絡が来ました。
メールには点数の記載はありませんが、シラバス分野別得点率が記載されていました。
私は1発合格しましたが、法律・倫理・社会問題の分野が低かったです...
まとめ
資格難易度としては簡単な部類のG検定になりますが、基礎知識が定着することでプログラミングをするときに理解がしやすくなると感じました。
資格取得を目的とした受験であればここまでやる必要はないかもしれません…
AIのことについて興味のある学生は一度受験をしてみることで、現代のAI技術について学べるのでオススメしたいです。