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PowerAutomateでExcelの動的な行数を取得する

Last updated at Posted at 2023-09-22

はじめに

PowerAutomateを使って、Excelの行数を取得する方法になります

取得したいExcelにテーブルが作成されている前提ですので、
テーブルの作成がされていない場合は事前に作成をするか、
PowerAutomateの「テーブルの作成」アクション等で準備が必要です

全体の流れ

  1. トリガー (手動でフローをトリガーします)
  2. 取得したいテーブルを指定します (表内に存在する行を一覧表示)
  3. 行数の変数の初期化をします (変数を初期化する)
  4. Teamsチャットに出力 (チャットまたはチャネルにメッセージを投稿する)

1.のトリガーと4.のTeamsチャットへの出力はお好きなものに変更してください

環境

今回は例として以下のようなテーブルを使います

フロー作成

お好きなトリガー設定後のフローの作り方になります

テーブルの指定

表内に存在する行を一覧表示アクションより行数を取得したいExcelのテーブルを指定します

行数の変数の初期化

変数を初期化するアクションより以下の設定をします

名前tableRows
種類整数
length(body('表内に存在する行を一覧表示')?['value'])

行数をチャットする

チャットまたはチャネルにメッセージを投稿するアクションよりお好きなチャットまたはチャネルを指定してください
今回の場合は以下のような設定をしております
Message変数 tableRows の値は:@{variables('tableRows')}

テスト結果

最後に

行数のみを取得したい人はほぼほぼいないと思いますが、
表内に存在する行を一覧表示アクションにおいて、フィルタークエリやスキップ数の設定をする際に、
動的なテーブルの行数の取得が必要なため作成しました

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