先日から、ブロックチェーン関連の調査をしているときに、Hyperledger FireFlyというフレームワークに出会いました。
Hyperledger FireFlyは、分散型のデジタルエコシステムを構築および管理するためのオープンソースということで各メディアで紹介がされていることを知り、今回は、Hyperledger FireFlyの調査した概要を紹介したいと思います。
Hyperledger FireFlyの概要
Hyperledger FireFlyは、分散型のデジタルエコシステムを構築するためのフレームワークです。これは、異なるデータソースやエンタープライズシステム間でデータを共有し、効率的なプロセスを実現するのに役立ちます。
Hyperledger FireFly の入手
本体のダウンロード
Hyperledger FireFlyはこちらからダウンロードができます。
執筆時点では、v1.2.2が最新版となります。
FireFly公式マニュアル
Hyperledger FireFlyセットアップ
以下のURLの手順通りに進めると環境が出来上がります。
FireFly UI/UX
IPFS管理画面(api UI)
IPFSサービスもDocker上に起動します。
以下のURLで確認することができます。
api UI :
http://localhost:10206/webui
gateway UI:
http://localhost:10207/ipfs/
ffコマンド
スタック一覧表示
セットアップしたスタックを一覧表示します。
$ ff list
FireFly Stacks:
dev
スタックの起動/停止
スタックの起動、停止します。
$ ff start dev # devスタックの起動
$ ff stop dev # devスタックの停止
スタックの削除
スタックを削除します。
$ ff remove dev
ユーザのアドレスとプライベートキー
スタック内のユーザのアドレスとプライベートキーを表示します。
$ ff accounts list dev
[
{
"address": "0xaBcDeFgH1234567890iJkLmNoPqRsTuVwXyZ",
"privateKey": "aBcDeFgH1234567890iJkLmNoPqRsTuVwXyZWXYZabcdEfghIjKlMnOpQrStU"
}
]
次回は
Hyperledger FireFlyとevmconnectorを使用して、NFT登録について動作確認をしたいと思います。