CORS解除ができなくなった件についての備忘録
Chromeバージョンは 79.0.3945.130 for macOS です。
Webフロントエンドの開発時に、ローカルの開発環境から別ドメインにアクセスしたい場合というのはよくあるシチュエーションだと思います。
私はAngular-CLI開発が多いため、Angularドメインはlocalhost:4200で、データサーバは別で立てるシチュエーションが常時発生しますが、CORS制限によりアクセスできません。
今までは、
$ open "/Applications/Google Chrome.app" --args --disable-web-security --user-data-dir
でクロスドメイン制限を解除できていましたが、最近のアップデートでいつの間にか使えなくなってしまいました。古いアップデートで似た現象が起きたときは、--user-data-dir
をつければ良い旨の情報は出てきましたが、すでに付けてます。
なんかChrome78ぐらいから--disable-web-security効かなくなった?
— ゆきみす/雪見酒🍶🍹🎩🐤🏴☠️ (@yukimis) November 19, 2019
flagsから #site-isolation-trial-opt-out をdisabledにしたら効くようになったけど
こんなツイート見つけたので、ためしてみたものの、なぜか有効状態を維持できませんでした。
常時オプション切ってるのも不安です。Warningでチラッと見えるオプションを追加してみたら上手くいきました。
$ open "/Applications/Google Chrome.app" --args --disable-web-security --user-data-dir --disable-site-isolation-trials
--disable-site-isolation-trials
オプション名がトライアルぽいのでいつまで使える手なのかわかりませんが、ひとまずこれで凌げました。