環境
- Ubuntu 20.04.2 (GNOME 3.36.8)
- Google Chrome 88.0.4324.96
TL;DR
/opt/google/chrome/google-chrome
の最終行を下記のように変更する。
exec -a "$0" "$HERE/chrome" "--enable-features=WebUIDarkMode" "--force-dark-mode" "$@"
問題
UbuntuでGoogle Chromeを開くとコンテキストメニューやChrome関連のページがライトテーマになる(ダークテーマに切り替えられない)。
解決策
起動する際、引数に--enable-features=WebUIDarkMode
と--force-dark-mode
を付ければ良い。
ただ、これだけでは
- 毎回この引数をつけて起動するっていうのは面倒。
- GNOMEアプリとして起動する時に適用できない。
そのため、/opt/google/chrome/google-chrome
自体をいじる。
/opt/google/chrome/google-chrome
の一番下のexec文の引数に--enable-features=WebUIDarkMode
と--force-dark-mode
を追加する。
私は"$@"
の前に追加した。
# gEdit
sudo gedit /opt/google/chrome/google-chrome
# Vim
sudo vim /opt/google/chrome/google-chrome
# 〜〜省略〜〜
# Note: exec -a below is a bashism.
exec -a "$0" "$HERE/chrome" "--enable-features=WebUIDarkMode" "--force-dark-mode" "$@"
タブの色などアプリテーマ自体がライトテーマのままな場合は「新しいタブ」の右下にあるカスタマイズの色とテーマから黒色を選択すればダークテーマになります。
引数の解説
--enable-features=WebUIDarkMode
では設定画面や履歴画面などChrome関連のページをダークモードにします。
--force-dark-mode
ではコンテキストメニューなどをダークモードにします。
非推奨の解決策
元々は/usr/share/applications/google-chrome.desktop
を弄って直していたのですが、この場合Chromeを開く前にChromeアプリ (YouTube Musicなど)を開いた時にライトテーマで起動してしまう。
これも直せはするのだが、工程が多いため面倒かつ非効率的。