◆はじめに
今回はよく使われている「rigidbody」「Physic Material」機能の使い方紹介します。
いろんな場面で活用できる機能です。
「rigidbody」、「Physic Material」に関する具体的な説明は、公式を参照してください。
簡単に説明しますと、
オブジェクトに「rigidbody」機能を追加すれば、簡単に物理演算を行ってくれます。
「Physic Material」は衝突するオブジェクトの摩擦や跳ね返り効果を調整できます。
では…
◆開発環境
macOS Mojave バージョン 10.14.6
Unity 2018.4.12f1
Android SDK
◆手順
- 新しいプロジェクト作成
- 必要なObjectを追加
- 床を作成
- 物体(ボール)を追加
- ボールに物理特性を入れる
- rigidbody追加
- Physic Materialを作る
- 動作確認
1.新しいプロジェクト作成
まず、Unity Hubを起動して、 新規作成します。
テンプレートは3Dを選択します、プロジェクト名と保存先は自由です。
2. 必要なObjectを追加
1. 床を作成
「Hierarchy」にて、右クリックし「3D Object」→「Cube」をクリックしてObjectを追加します。
追加したCubeの見た目は床に見えるように調整します。
「Cube」を選択し、「Inspector」→「Transform」中の「Position」と「Scale」を調整します。
自由に調整して構いません。
ここでは、「Position」y=-3、「Scale」x=20 、y=0.5、z=10に調整しました。
2. 物体を追加
床と同じ方法で、新しい物体を追加します。
「3D Object」→「Sphere」クリックし、ボールを追加します。
名前は「ball」にします。
サイズは初期値のままでも大丈夫ですが、見やすいように若干上に移動しても構いません。
(結構高い所に置くと、ボールがカメラの範囲を超え、見えなくなる可能性ありますので注意してください)
追加完成後、Unity上の「Play」ボタンを押して、Game画面を確認します。
3.ボールに物理特性を入れる
プロパティの意味は、公式サイトがあるので、ここでは詳しい説明は割愛します。
1. rigidbody追加
追加方法はすごく簡単で、追加したいObjectを選択して(今回は先程追加した「ball」を選択)
「Inspector」中の「Add Component」をクリックし、「Rigidbody」を選択するだけです。
2. Physic Materialを作る
「Project」に右クリックし「Create」→「Physic Material」を選択し追加します。
名前はご自由で、ここでは「ball Physic Material」にします。
追加した「ball Physic Material」を選択し、「Bounciness」を0.9に設定します。
「ball Physic Material」は「ball」の「Sphere Collider」の「Material」に入れます。