概要
海外ではエンジニアの面接においてコーディングテストというものが行われるらしく、多くの場合、特定の関数やクラスをお題に沿って実装するという物がメインである。
どうやら多くのエンジニアはその対策としてLeetCodeなるサイトで対策を行うようだ。
早い話が本場でも行われているようなコーディングテストに耐えうるようなアルゴリズム力を鍛えるサイトであり、海外のテックカンパニーでのキャリアを積みたい方にとっては避けては通れない道である。
と、仰々しく書いてみましたが、私は今のところそういった面接を受ける予定はありません。
ただ、ITエンジニアとして人並みのアルゴリズム力くらいは持っておいた方がいいだろうということで不定期に問題を解いてその時に考えたやり方をメモ的に書いていこうかと思います。
Python3で解いています。
前回
ゼロから始めるLeetCode Day98「39. Combination Sum」
Twitterやってます。
技術ブログ始めました!!
技術はLeetCode、Django、Nuxt、あたりについて書くと思います。こちらの方が更新は早いので、よければブクマよろしくお願いいたします!
お知らせ
Day 100でQiitaでの投稿はひとまず区切りを付けようかと思います。
タグの記事が僕の記事ばかりになってしまうのもいかがなものかと思いましたし、他に有益な情報を提供している方の邪魔になってしまうこともあると考えたので、こうすることにしました。
至らない部分は多々ありましたが、今までお付き合い頂きありがとうございました。
問題を解いて記事を書く、というのは上記の個人ブログで続けるつもりですし、興味ある方はたまにそちらを覗いていただけると嬉しいです。
Twitterの方のアカウントはほとんど更新通知用と化しているので、Leetcodeを解く記事について気になる方はそちらも合わせてフォローいただくと良いかもしれません。
問題
112. Path Sum
難易度はEasy。
コーディング面接対策のために解きたいLeetCode 60問からの抜粋です。
問題としては、二分木と和が与えられたとき、その木がルートから葉へのパスを持ち、パスに沿ってすべての値を加算すると、与えられた和に等しくなるかどうかを判断してください、というものです。
Example:
Given the below binary tree and sum = 22,
5
/ \
4 8
/ / \
11 13 4
/ \ \
7 2 1
return true, as there exist a root-to-leaf path 5->4->11->2 which sum is 22.
解法
スタックを使って解きました。
# Definition for a binary tree node.
# class TreeNode:
# def __init__(self, val=0, left=None, right=None):
# self.val = val
# self.left = left
# self.right = right
class Solution:
def hasPathSum(self, root: TreeNode, sum: int) -> bool:
if not root:
return False
stack = []
stack.append((root,sum-root.val))
while stack:
node,sum = stack.pop()
if not node.left and not node.right and sum == 0:
return True
if node.left:
stack.append((node.left,sum-node.left.val))
if node.right:
stack.append((node.right,sum-node.right.val))
return False
# Runtime: 48 ms, faster than 55.07% of Python3 online submissions for Path Sum.
# Memory Usage: 15.6 MB, less than 52.21% of Python3 online submissions for Path Sum.
と言っても、結局dfsで網羅しながらsum
から各val
を引いてそれが0になればTrue
を、そうじゃないならFalse
を返すというだけの実装です。
別にstackを使わなければならない要素はそこまでありません。
値の管理がしやすいかな?と思って使ってみました。
それで通ったのでまあ良いのかなと。
Easyですし問題も複雑ではないのでこういうところで気づいたことはどんどん試していきたいですね。
では今回はここまで。お疲れ様でした。