Djangoはいいぞ!
と考えていて趣味で使っているのですが、いかんせん公式ドキュメントに英語が多いな、これが新しく始める人の障壁になっているともったいないなと感じていました。
もちろん、Qiitaに記事を書くのもいいですが、そもそもドキュメント自体を翻訳してしまえばいいのでは?
更に言えばその手法を記事にすれば興味がある人が他にも出てくるのでは?
と思ったので記事にします。
どうやって参加するの?
こちらにアクセスすると以下のようなページが表示されます。
Transifexのアカウントを作成し、チームへの参加を申請します。
承認されると実際に翻訳が可能になります。
私の場合は申請から2日後くらいに認証されました。
いざ翻訳
まず、先に色々先人たちの取り組みを見てやってはいけないことを学びました。
- 何も許可を取らずにGoogle翻訳に突っ込むの、ダメ、ゼッタイ。
これは色々と権利関係で問題が生じたりするのを防ぐためらしいです。
まぁそもそもGoogle翻訳に突っ込んではいお終いってなったらアレですしね。それに翻訳ソフト独特の癖みたいな物がある気がするのでレビューでバレると思います。
- 技術的、専門的な語句はそのアプリで使われている様式でそのまま使う。
他のOSSプロジェクトがどういう仕組みを作っているのかは知りませんが、Djangoではそのままにしておいて欲しい語句に関してはきちんと指定されているので迷うことはありませんでした。
やってみてどうだった?
まず第一に、
- 翻訳した分野について詳しくなる
翻訳活動に参加する最大のメリットはこれかなと思います。好きなフレームワークをどういったものかを文章化するというのはなかなかなかなか得られる経験ではないため、改めて該当範囲について勉強します。時間がない時の自習でやりがちなインプットのみの形式だと知識がどんどん抜け落ちていくのがネックですが、知識を得た上できちんと理解をし、それを更に分かりやすく日本語で組み立てるというのは理解度を高める上で非常に大きな助けとなったと思います。
そして第二に、
- 英語力が伸びる
正確に書くとするならば技術周りの英語に詳しくなる、というのが正しいかもしれません。また、元のドキュメントは英語であり、それを翻訳するのでひとまず英語で意味を取らなければなりません。なので英語を読むことに対しての抵抗感が薄れるというのも大きなポイントです。
きっと他にもあるとは思いますが、以上の二点が主要なメリットかなと思います。
OSSに参加できるほど技術力に自信がないよ・・・
熱意を持ってしっかり勉強すれば大丈夫だと思います。
少なくともDjangoに関して言えば申請した翻訳がレビューされる形式になっていますし、私も技術力はないですが、好きだからとりあえず関わってみようと思ったクチです。
コミュニティ側も関わる人が増えれば良い影響を受けますし、自身も何かしらの形で参加できることがOSSの良さではないでしょうか?
この記事を読んで興味を持ったそこのあなた、是非一緒にDjangoに関わりましょう!