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逆引き Spacemacs

Last updated at Posted at 2020-05-01

最近VimからSpacemacsに移行しました.
そこで,調べるのに苦労した設定や使い方を逆引きでまとめました.
今後も適宜更新していきます.

Spacemacsでvimキーバインド(evil)を使っている人を対象としています.SPCを使うキーバインドについては,Emacsキーバインドの人はM-mで読みかえてください.

キーバインドはC-cのように表記します,SPCはスペースキーを示します.

目次

設定ファイルの編集と更新
同梱されていないカラーテーマを使いたい
Vimキーバインドが使えなくなった
複数のプロジェクトを切りかえたい
メニューバー,ツールバーを表示したい

設定ファイルの編集と更新

SPC f e dで設定ファイルが開きます(.spacemacs).
編集が終わったら,SPC f e Rで再起動することなく設定を更新できます.

同梱されていないカラーテーマを使いたい

themes-megapack layerを追加してインストールすることで,大抵のカラーテーマが使えるようになります.

Vimキーバインドが使えなくなった

C-zでvim <-> emacsキーバインドが切りかわります.
うっかり押すことが多く,気付くまで一々再起動してました.

複数のプロジェクトを切りかえたい

同時に複数のタスク(プロジェクト)を平行して進める場合,一つのVimやEmacs上に全てのファイルを開くと,移動が面倒になります.

筆者がSpacemacsを使う前は,tmux上でウィンドウを切りかえて,複数のVimを起動させ,複数のプロジェクトを管理していました.

Spacemacsには,layoutという概念があり,一つのemacsインスタンス中で,プロジェクトごとに,ウィンドウの配置や,バッファを切りかえることができます.
SPC lで,Layouts Transient StateというLayout管理モードに入ります.
ここで,l を押してレイアウト名を入力することで,新しいレイアウトを作ることができます.
また,SPC l aで,その時カーソルの置かれたバッファがレイアウトに追加されます.
レイアウトの切りかえは,レイアウトごとに割りふられる番号をSPC l 2のように指定します.
その他のキーバインドも,SPC l ?で説明が表示されます.

メニューバー,ツールバーを表示したい

何の設定もしていない素のEmacsでは,起動時にメニューバーやツールバーが表示されます.
SpacemacsではSpaceを起点にしたコマンドで操作が完結するためか,非表示になっていますが,あえて表示させることもできます.
SPC T mでメニューバーが,SPC T tでツールバーの表示を切りかえることができます.
SPC TコマンドはUIに関する切りかえコマンドの集合になっており,他に画面の透明度を切りかえるコマンドなどがあります.

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