0. はじめに
自分で作った blueutil 経由のオートメーションアプリがエラーを起こしていたのを解決しました。
環境
プロセッサ: 2.3 GHz クアッドコアIntel Core i5
maOS: Sequoia バージョン15.3.2(24D81)
1. エラーメッセージ
自分で作ったのは WH-1000XM5 に Bluetooth 接続するアプリです。コマンドは
/usr/local/bin/blueutil --connect ac-80-0a-94-1a-14
純正の Automator と blueutil 1 があれば誰でもどんな Bluetooth 機器にも応用できます。
名前は /Applications/ConnectWH-1000XM5.app
です。Automator からは実行できるにもかかわらずアプリ単体で実行することができませんでした。
アクション“シェルスクリプトを実行”でエラーが起きました: “”
2. 解決
質問の回答メッセージから解決策を思いついて解決できました。
autometorのシェルスクリプトで起動したい
https://teratail.com/questions/343599
設定アプリの許可設定が OS アップデートで複雑になったなあぐらいのことは覚えていたのですが、どこで何をセキュリティ許可すればいいのか分からなかったのです。
初めはプライバシーとセキュリティのブロック設定(野良アプリが弾かれる時のあれ)を見たり、フルディスクアクセスを見たりしていたのですが、最終的には設定から Bluetooth アクセスを許可することでアプリが動くようになりました。
3. Bluetooth のアクセスを許可
Bluetooth のアクセスを見ると以前作ったオートメーションアプリにも許可を与えていました。
プラスボタンからアプリを追加してアクセス要件を満たすようにすると、アプリが実行できるようになりました。
Alfred で wh -> Enter
と入力しただけでヘッドホンに接続されます。
n. おわりに
今回は自作のオートメーションアプリ ConnectWH-1000XM5.app のデバッグをしました。
複雑化した設定アプリで Bluetooth 設定を ON にすることで解決しました。
余談ですが、ヘッドホンは rentio でレンタルしたものなのでそろそろ返却して新しいのを代わりに買おうかと思っています。
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toy/blueutil: CLI for bluetooth on OSX: power, discoverable state, list, inquire devices, connect, info, … https://github.com/toy/blueutil ↩