BGM
さて、ゲームミュージック好きが高じて自作ゲームの BGM は全て自分で作曲するという暴挙に出ているのですが、今回、以下 2 作(といってもこの 2 作しかまだ作って/公開してない)の BGM を(気合で全曲)アップデートしました。
おぉ、参照数がもうすぐ 500 だ!
Jerrydog のほうでは Challengers と Last Mission にソロも入れてみましたよ(Challengers はピアノソロ、Last Mission はドラムソロ)。
MuseScore
ということで、何が変わったかというと、曲作りのツール を変えました。長年音楽から遠ざかっていたので色々と時世に疎いのですが、私が打ち込みしていた頃と状況が相当様変わりしてます。MuseScore 使ってみたのですが、これが 無料 とは...
これまではどうしていたかというと、全て Scratch で作っていたのでした(マジで)。Scratch 始めた時に音楽もスクリプト演奏できるんだな、ということで、試しにやってみた感じでした。
ビフォーアフターで見てみるとこんな感じ。
視認性がまるで違う...。
今まで良く作曲できてたな。手元の手書きメモを見ながら数値に置き換えていく作業だったんですが、さすがにさらにアレンジを加えるとか無理ゲーです。
The Space Mission R の Space Ship 戦でのテーマ「Count Down」の出だしを新たに譜面に起こしてみたらこんな感じに。
TAB 譜だって書けちゃう。
TAB 譜での入力はそれなりに面倒なので、何か特別なフレーズとか指の動きを意識するときは TAB 譜入力しましたが、そうでなければそのまま五線譜に音符を置いて行った方が楽なのでそうしてました。開放弦かどうかとか音の違いを意識する場合は気にしたほうが良いかも。ただ、ギターはやはりというかどうしても本物と比べるとショボい感が出てしまうし、今のレベルならそんな違いもないだろう、ということでまぁいいか的な(それでも Scratch の音に比べたら 100 倍マシだった)。
で、Scratch では出せなかったディストーション・ギターの音が加わりまして。曲によってはかなりカッコ良くなった(気がする)です。やったね!
ただ、サウンドというのは音楽の重要な要素ではあるものの、曲自体の良し悪しの本質ではないとは思うので、これくらいで十分でしょう。こだわり出したらキリがない分野ですね。
曲のアップデート
では、アップデート内容のご紹介です。気合で全曲アップデートしてます。
G-14 Jerrydog
Introduction (The Story)
- これはあまり変わらなかな?
- ドラムの音は良くなってるはずだが、ぱっと聞いた感じではわからないかも...
- ギターとか加えようか迷ったが、ベース+ドラムのシンプルな構成が良いか、と思いそのままに
High Energy (Opening/Ending)
- ギターを加えたので音に厚みが出た
- というか元々シンセでやってたパートはギターを想定していたので、当初の想定に近づいた
- 全体の構成はあまり変えてないが、ピアノの左手を付け足す感じで多少アレンジ
Challengers (Stage 1, Stage 2)
- これもバッキングギターで全体的に厚みを加えた
- あとピアノのオカズ的なフレーズもちょいちょい追加
- 曲の最後(実際はループさせるのでループの前)に念願のピアノソロを加えた
- ギターソロは音がイマイチなので、ちょっと...と思い、ピアノソロに
- 実際にプレイしてみたらちょうど 2 面に行くところからソロに入っていく感じでちょうどよかった
Enemy In The Night (Stage 3, Stage 4)
- この曲のメインのリフは当然ギターを想定していたので、元々の想定通りの形に
- アレンジはあまり変えてない
- あと、Scratch だとリズム狂いまくりだったので、ちゃんとした音楽ソフトだとそのあたりちゃんとしてて嬉しいです
Last Mission (Stage 5, Stage 6)
- ギターを加えてやっとこハードロックだよ、と胸を張れるように
- ただ、やはりギターソロはショボくなりそうだったので、ドラムソロにした
- ソロの後、サビに続くヴァースをちょっと長めにするのも当初想定した流れ(元々こうしたかった)
- さて、そのドラムソロですが、実際にこんな風に叩けるのかどうかは正直わかりません
- イメージでやってます
- ホーミングミサイルを回避するためとかにアフターバーナー吹かしまくってると音楽が終わる前にクリアしちゃうかも...
Good-bye (Game Over)
- 伴奏をエレピからピアノに変えた
- サスティン・ペダルもちゃんとやってくれるのがすごくいい
- 楽譜で見られるようになったことで、和音が分かりやすくなって正直泣ける
The Space Mission R
Introduction (Opening)
- G14 Jerrydog と一緒です
- そういえば、成り行きではあるのですが、コンポーザーとしての名義(というほどでもないですが...)は G14-Jerrydog という名前にしようかと
Selected (Menu Selected Sound Effect)
- ちょっと音選びに苦労したが、まぁシンセのキラキラした音にリバーブがかかって多少ゴージャスに
Fighting Spirit (Stage 1, Stage 5)
- アレンジはあまり変えてない
- ディストーションの効いたバッキング・ギターが入ったことでよりアグレッシブな感じに
- ループ直前のギター・フレーズはちょっと指遊びの要素が入った感じなので、こういうの打ち込むときは TAB 譜で入れる感じかな
Battle Gate (Stage 2, Stage 7)
- 半音で上がったり下がったりするフレーズは丁度同じフレットで 1 フレットずつずらす感じにうまくギターを合わせられた
- 後半の激しい部分もギターフレーズは TAB 譜で
- 同じ場所のベースパートも、Scratch で書いたモノよりさらにスラップ・ベースでハネハネする感じに
- 全体を通してベースはハネハネする感じに
Count Down (Stage 3, Stage 6, Stage 8)
- こちらもベースはハネハネする感じで
- さらにギターが入って当初のイメージに近くなった
- ベースはもうちょっと音域低い所で動かした方が良かったかも
- ま、いいか
Mr. Space Red (Stage 4)
- 渋い感じを残すために前半部分はあえてギター等はいれず、ピアノ+ベース+ドラムのみで
- 装飾音などでピアノのフレーズにちょっと味付け
- 後半はシンセとギターで若干派手な感じに
After The Battle (Game Over)
- ピアノの伴奏をアルペジオで弾くようにアレンジ
- なお、お断りしておくと私はピアノも弾けません
Stage Clear (Stage Clear Sound Effect)
- あまり変わってないかも
- 多少、シンセのキラキラ具合が増した感じか
- 一瞬で終わる短い曲だしね
ということで、今月は音楽に取り組んでいたのですが、次こそは Scratch ライブラリ的な記事を時間を見つけて書きたいと思います。
ではまた。