一度は挫折したプログラミング
現在自分はプログラミングを本格的に初めてから9ヵ月。
インターンや、Railsチュートリアルなどを使って勉強しています。(チュートリアルについての記事はこちら)
自分は、去年の9月ごろ一度挫折しました。今考えるとそれは自分のやり方が悪かったのです。現在は楽しくコードを書いています。
プログラミング学習を初めてまだ一年も経っていない僕だからこそ、どこで挫折したかもしっかり覚えています。これから始めたい人、一度挫折して諦めてしまった人に、この記事が参考になれば嬉しいです。
プログラミングは料理だ!!音楽だ!!
まず始めに僕が実感したこと。そして多くの初心者が勘違いしていること。(僕もその一人でした)
プログラミングは数学や理科みたいな**「勉強」ではないということです。
むしろ僕は料理や音楽の方がイメージとしてプログラミングに近い**と思っています。
この記事では、皆さんにイメージしやすいように例え話を多用して話を進めていきます。
初心者挫折あるある
「とりあえず本を一冊終わらせよう」の精神で挫折
僕が初めてRuby on Railsの勉強を始めるとき、何をしたか。
本屋さんに行って、分厚い本を買ってきました。2700円+税です。
結果、50ページを三日かけて読んだところで挫折しました。
これ、例えるならば、料理を始めたいと思った人が「レシピ本とりあえず一周読破するか!」と言っているようなものです。
もちろん、本で勉強するのもとても役に立ちます。でも最初の最初の初心者にはオススメしません。
初めての段階で分厚い本を完璧に学ぼうとしても、モチベーションが保てないからです。
目的物がないから挫折
皆さんは料理や音楽を習いたてのとき、まず何をしますか?ひたすら包丁の練習をやりますか?ひたすらドの音をだす練習をしますか?
そんなことないですよね?「目玉焼きを作ってみよう」「猫踏んじゃったを演奏したい」。こんな風に、何か自分の目的物があるから頑張れるし、できた時に達成感を得られるわけです。その練習の過程で、技術は身についていきます。
プログラミングも同じです。実際に何かを作りながら手を動かして、その都度必要なものを学んでいきましょう。
「時間があるときにやればいいや」で挫折
「土日にまとめてやろう」。このやり方、絶対プログラミングではオススメしません。
「ピアノは毎日やらないと腕が落ちる」って聞きますよね?
プログラミングでも同じ。自分がどこの機能をどこまでやったか、この変数はなんの役割があるのか。などなど、一週間経つと本当に忘れてしまいます!(本当に!)
毎日コツコツ10分でも、コードに触れましょう。
開発環境構築の段階で挫折
何かを動かすには「環境」が必要です。例えばRailsでは、実際にローカルで動かすまでに色々設定したりダウンロードしたりしなくてはなりません。ここで多くの人が嫌気がさします。
音楽でいうならチューニングのようなものです。この部分は初心者にはとっても辛いし、何より楽しくないです。
じゃあどうすればいいのさ!?
学習用サイトをしっかり活用する。
僕に「プログラミングが楽しい」と思わせてくれたのはProgateというサービスです。
このサービスはブラウザ上で、実際にサイトを作りながら学習できます。また、環境も向こうで作ってくれているので、いきなりコードが書けるわけですね(もちろん環境構築やサーバーのことは別で勉強が必要です)。レベルアップ機能などもあり、モチベーションが保てるので毎日コツコツできました。詳しくは公式ページを。
他にもドットインストールなど、プログラミング学習のためのサイトはたくさんあります。
できる人に教えを乞う。
エラーなど技術的な質問だけではなく、勉強法なども教えてくれると思います。
身の回りの友達や、インターンや勉強会などに積極的に参加して、強い人の意見をどんどん聞きましょう。
一人できる人が周りにいるだけで「今この勉強は優先順位が高いものか」「次にやるなら何がいい?」など、あなたの勉強の計画についての質問もできます。
最後に
初心者が挫折しやすいと言われるプログラミング。この記事が、挫折を乗り越えるきっかけの一つになれば、とても嬉しい限りです。