GitHubのリポジトリに443番ポートで接続する方法

はじめに

GitHubのリポジトリにSSH接続する際、デフォルトだと22番ポートで接続しますが、
社内や学校内のネットワークなどで22番ポートが塞がれてしまっている場合に、
443番ポート(通常はHTTPS通信)で接続する方法を解説します。

GitHubのリポジトリに443番ポートで接続する

SSHのconfigファイルを書き換える

ホームディレクトリ直下の、.ssh/configファイルに以下の内容を追記する。
※なければ新規作成し、パーミッションを600にする。

Host github.com
    HostName ssh.github.com
    User git
    Port 443
    IdentityFile {秘密鍵のパス}

{秘密鍵のパス}は適宜GitHubに追加したSSH公開鍵に対応する秘密鍵の絶対パスに置き換えてください。

接続をテストする

以下のコマンドを実行し、GitHubとのSSH接続を確認してください。

ssh -T -p 443 -i {秘密鍵のパス} [e-mail]

正常に接続できれば、以下の様に出力されます。

Hi {ユーザー名}! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

以下のように出力されたらyesを入力してください。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?

参考

HTTPS ポートを介して SSH を使用する - GitHub Docs