Gitの使い方
インストール方法や使用方法について簡単にまとめておこうと思います。
一般にはGitHubを使うことの方が多いですが、GitHubを使うためにはGitのシステムについて理解しておくべきと思ったので、記録しておきます。
Gitとは
バージョン管理を行うためのシステム。主に個人で開発するときに使われる。
Gitのインストール
こちらのサイトを参考にしました。
詳しい手順は上記のサイトを参考にしていただきたいです。
ここでは、掻い摘んで自分の行ったことだけ載せておきます。
Macユーザーであればデフォでインストールされていますが、Gitのバージョン管理が難しいのでHomebrew経由で再度インストールしました。
1 gitの現状確認
% git --version
git version 2.37.1 (Apple Git-137.1)
(Apple Git-137.1)よりデフォルトのgitを使用していることが分かります。
このままでは、Gitのバージョン管理が難しいので、HomebrewでインストールしたGitを使うよう変更しましょう。
2 HomebrewでGitのインストール
%brew install git
%brew info git
==> git: stable 2.41.0 (bottled), HEAD
Distributed revision control system
Homebrew経由でインストールができたことが確認できました。
3 使用しているシェルの確認
echo $SHELL
/usr/local/bin/zsh
私のPCではzshを利用していることが分かりました。
4 vimで_zshrcを開いてhomebrewのパスを通す
export PATH=/usr/local/bin/git:$PATH
を追記しました。
5 シェルの再起動
% exec $SHELL -l
6 Gitの現状再確認
% git --version
git version 2.41.0
Homebrew経由でインストールしたものに変更できました。
Gitの使い方
リポジトリの登録まで
基本用語
ワークツリー
作業しているディレクトリのこと
インデックス
ワークツリーとリポジトリの間
リポジトリ
変更履歴を記憶する領域
インデックスの存在意義 = 細かく編集履歴を残すことで、後で変更点が分かりやすくする
1.ローカルリポジトリの登録
カレントディレクトリをgitリポジトリとして登録(ワークツリー)
git init
2. インデックスへの追加
ワークツリーで作成したファイルをインデックスに追加
git add "file名" #一つのファイルを追加
git add . #全てのファイルを追加
3. リポジトリへの追加
インデックスに追加したファイルをリポジトリへ追加
git commit -m "comments"
4. 変更内容の確認
git log
とりあえず、上記のステップでGitへの登録はできます。
ブランチの利用
詳しくはこちらのサイトで解説されています。
ここでは、簡単に解説していきます。
branch
履歴の流れを分岐して記録するためのもの。同じリポジトリ中で複数の変更を同時に進められる。
merge
分岐したbranchを他のbranchへ合流させる処理
master branch
branchの中でも最も安定した(開発の元となる)branchのこと
1.新しいbranchの作成
git checkout -b "branch名"
#以下の操作と同じ
git branch "branch名"
git checkout "branch名"
2.新しいbranchでファイルの編集・commit
vim "編集用ファイル名"
git add "編集用ファイル名"
git commit "編集用ファイル名" -m "comment"
3.master branchへのmerge
元のbranch(master branch)に移動したのち、mergeしたいbranchに対して処理を行う。
git checkout master
git merge "branch名"
4.不必要なbranchの削除
git branch -d "branch名"
5.branchの確認
git branch -v #存在しているbranchの確認
git branch status #conflict時に使用
参考サイト