はじめに
Rubyも書いたことない、webアプリも作ったことない人がRails7
環境構築やってみた編です。
今回はローカル環境で1からRailsを立ち上げるところまでのメモ程度です。
そして作者は深夜テンションです。ご了承ください
行ってみよー
作者の環境
- macOS (Venture 13.4)
- Ruby 3.3.5
- データベース(ここではPostgres)
- Rails 7.2
- Homebrew 4.3.19
0. Rubyの確認
実はMacにRubyは標準でインストールされてたりするので、すぐにRubyを使うことが可能です。
もしかしたら、すでにRubyが入っている可能性があるので、確認しましょう。
ターミナルで以下のコマンドを実行して下さい。
$ ruby -v
RailsではRubyバージョン3.1.0以降が必須です。これより低いバージョンが表示された場合は、新たにRubyをインストールする必要があります。
良さげなバージョンが出てきたらインストールされているので、次に進んでください。
Ruby入ってなさそうだったら、Rubyを参考にするのもよし、homebrewを入れるところから説明するよ。
1. Homebrewを入れてみよう
rbenv
というツールを用いてRubyをインストールできます。rbenvは複数のバージョンのRubyを簡単に管理できます。
rbenvをインストールするために、Homebrewが必要なので手順を紹介しまーす。
最初に、Homebrewがインストールされていないことを確認して下さい。ターミナルで以下のコマンドを実行することで確認できます。
$ brew -v
バージョン出てきたら入ってます。出てこなかった人は、このまま読み進めてね。
出てきた人はこっち。
Homebrewをインストールするには、以下のコマンドを実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
途中で PCにログインする時の使用しているパスワード や Enterキー の入力を求められますので、入力して下さい。
なんか、successful
的なこと書いてたら、インストールできてると思います。
一応、上の方で紹介したバージョン確認コマンドを実行してみて下さい。
インストールできていれば次に進んでください。
2. rbenvのインストール
今までと同じように、すでにrbenv
がインストールされているのか確認しましょう。
$ rbenv -v
zsh: command not found: rbenv
と表示された人はrbenvがインストールされていません。
一方、rbenv 1.3.0(数字の部分は値が異なる場合があります)のように表示された場合はすでにrbenvがインストールされていますので、次へ進みましょう。
rbenv
がなかった人は、以下のコマンドをターミナルで実行して、rbenvをインストールしましょう。
2-1 rbenvのインストール
$ brew install rbenv ruby-build
今までと同じく、インストールできたかを確認するにはrbenv -v
など実行してバージョン確認などしてみましょう。
インストールできましたら、インストールしたrbenv
の設定をしておきましょう。
2-2 rbenvの初期化と設定
以下のコマンドを実行すると、rbenvの初期化の設定を.zshrcファイルに書き込み、反映させることができます。
$ echo 'export RBENV_ROOT="$HOME/.rbenv"' >> ~/.zshrc
$ echo 'export PATH="$RBENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc
続いて次のコマンドを実行してください。 以下のコマンドを実行すると、.zshrcファイルの設定を反映させることができます。
$ source ~/.zshrc
これらのコマンドは、実行しても特に何も表示されません。
これでrbenvの設定は完了
3. Rubyのインストール
Ruby をインストールする前に、ビルド環境に必要なツールとライブラリがあることを確認してください。次に、次の手順を実行します。
# list latest stable versions:
$ rbenv install -l
# list all local versions:
$ rbenv install -L
# install a Ruby version:
$ rbenv install 3.3.5
1. ローカルで利用
このマシン全体のデフォルトRubyバージョンを 3.3.5 に設定したい人向け。
$ rbenv local 3.3.5
# 現在のディレクトリに .ruby-version が作成される
$ ruby -v
# ruby 3.3.5 (2024-09-03 revision ef084cc8f4) [arm64-darwin22]
2. グローバルで利用
現在のディレクトリ(またはプロジェクト)専用のRubyバージョンを 3.3.5 に設定したい人向け。
$ rbenv global 3.3.5
# ~/.rbenv に version が作成される
# .ruby-version が存在しないディレクトリに移動
$ ruby -v
# ruby 3.3.5 (2024-09-03 revision ef084cc8f4) [arm64-darwin22]
1.か2.の方法でインストールできたら、次に通常どおり gem のインストールに進みます。
Ruby バージョンをアンインストールしたい人へ
時間が経つにつれて、インストールした Ruby のバージョンが ~/.rbenv/versionsディレクトリに蓄積されていくと思うんですよね。
古い Ruby バージョンを削除するには、rm -rf
で削除するバージョンのディレクトリを指定するだけです。
特定の Ruby バージョンのディレクトリはrbenv prefix
、たとえば rbenv prefix 2.7.0
というコマンドで見つけることができます。
4. Gemのインストールしよう
Ruby では便利なライブラリが多数存在しており、それらはGemといいます。
Ruby on Rails というフレームワークも Gem の一つです。
Gemを使うと色々依存関係を管理しないといけなくて...めんどくさいですよね。
そんな時に、面倒な依存関係を管理するために使用するのが、Bundler!
(Bundler 自体も Gem の一つ。)
$ gem install bundler
警告
gem のインストールにはsudo を使用しないでください。通常、Ruby バージョンはホーム ディレクトリにインストールされるため、ユーザーは書き込み可能です。gem のインストール時に「書き込み権限がありません」というエラーが表示される場合は、システムの Ruby バージョンがまだグローバル デフォルトになっている可能性があります。これを に変更してrbenv global 、もう一度試してください。
以下のコマンドで、gem がインストールされている場所を確認できます。
$ gem env home
# => ~/.rbenv/versions/<version>/lib/ruby/gems/...
5. Railsのインストール
Railsをインストールするには、gemコマンドを使います。
$ gem install rails
もしも、バージョン指定をしてダウンロードしたい場合は以下のコマンドを参考にしてください。
$ gem install rails -v 7.2.1
入ったかどうかを確認するために、以下の文を実行してください。
Railsのバージョンが出てきたら次に進んでください。
$ rails -v
6. Railsアプリケーションの作成
アプリケーションを作りたいディレクトリまで移動してください。
$ rails new アプリ名
これにより、アプリ名という名前のRails アプリケーションが アプリ名 ディレクトリに作成され、Gemfileというファイルで指定されているgemファイルがbundle installコマンドによってインストールされます。