富士通のサーバ PRIMERGY TX120 S3 にBodhi Linuxをインストールしたことは、前回掲載しましたが、 Bodhi Linux で日本語入力ができるようにしたときに、ハマったところがありましたので、記録として残すことにします。
Bodhi Linux の設定(日本語入力編)
インストール直後は、日本語が入力できないので、Mozc をインストール。
このとき、インストールを実行したときのコマンドは下記の通り。
# apt install fcitx-mozc
無事に日本語が入力できました。
しかし
まさかこんなことになるとは、思ってもいませんでした。
OSをアップデートしたら、突然、日本語入力が再びできなくなってしまったのです。
まさか、Bodhi Linux も PRIMERGY TX120 S3 と相性が悪いOSだったのではないかという、OS探しの苦難の道を歩んだ記憶(前回掲載)が頭をよぎりながら、原因を探るべくコテコテすることに。
Linuxで日本語を入力できるようにするということが不勉強であった当方は、やがてBodhi Linux内にある iBus なるものたどり着くことに。
iBus って、なんやねん。この間まで、日本語入力ができとったやん。という気持ちを抱えながらも、iBus がOSにプリインストールされている事実から、深堀をしていきました。
結局、iBus という言語入力の仕組み(インプットメソッドフレームワークと呼ぶらしい)と、何も知らずにインストールした fcitx という言語入力の仕組みがバッティングして日本語入力ができなくなっていたのでした。
このため、まずはバッティングしている fcitx ベースの Mozc をアンインストールします。
# apt remove fcitx-mozc
そして改めて、iBus をベースとした Mozc をインストールします。
# apt install ibus-mozc
これで、日本語の入力が再びできるようになりました。