typescriptなぜ使うのか?
自己理解のためのアウトプット記事
型定義でコードの意図を明確にできる(ドキュメント的な役割)
TypeScriptを使うと、関数の引数や戻り値に型をつけることで、コードがどのように動くのかを明確にできます。これにより、関数の使い方を理解しやすくなるだけでなく、他の人または過去の自分が書いたコードも読みやすくなります。
Javascriptの場合
// この関数が何を受け取るか?何の計算なのかが不明
function add(a, b) {
return a + b
}
Typescriptの場合
// この関数が「数値を受け取り、数値を返す」ことが明確
funtion add(a:number, b:number): number {
return a + b;
}
さらに、TypeScript対応のライブラリを利用する場合、型定義を読むことで、そのライブラリの使い方がすぐにわかる。
例: axiosライブラリ
// node_module内のintex.d.tsにある型定義を読むことで、引数に何を渡すべきかが簡単に理解できる
import axios from "axios";
const request = axios.get("https://aaa/get", {
headers: {
"Content-Type": "application/json", }
});
エラーを未然に防ぎ、安心して開発できる(linterとしての側面)
コードを書いている途中で頻繁にチェックができ、間違いを教えてくれるので、後から動かない原因を探す手間が減るし未然にエラーを防ぐことができる。
// JavaScript:
console.log(request);
// 実行時にエラー:ReferenceError: request is not defined.
// 実行するまでエラーに気づくことができない(後からどこでエラーになっているかを探す必要がある)
// TypeScript:
console.log(request);
// コンパイル時にエラー: ReferenceError: request is not defined.
最新の構文を使いつつ、古いバージョンの環境にも対応できる
- TypeScriptを使うと、最新のJavascript構文を活用しつつ、古いJavaScript環境(例えばES5やES3)でも動くコードにコンパイルできる。