目次
- Kony Visualizerの環境設定
- Xcodeでの設定
- Android Studioでの設定
- 【番外編】Visualizerバージョンアップ方法
はじめに
ここではモバイルアプリケーション統合プラットフォームである、Kony Visualizerでアプリケーション開発を行う際に必要な、環境設定について説明します。
Kony Visualizerの環境設定
1. Visualizerダウンロード
- まず下記リンクにアクセスし、Visualizerをダウンロードします。
https://community.kony.com/downloads
ダウンロードしたいバージョンがV8かV9によって、
ダウンロードする箇所が異なるため、下記に沿ってダウンロードを進めてください。
Version9の場合
Version9をダウンロードする場合、「Visualizer」からダウンロードを行います。
「Visualizer」の箇所で、プルダウンからダウンロードしたいバージョンを選択し、
バージョン選択後、Installer_対象のOS名をクリックしダウンロードを行ってください。
Version8の場合
Version8をダウンロードする場合、「Visualizer Classic (formally Visualizer Enterprise)」
からダウンロードを行います。
「Visualizer Classic」の箇所で、プルダウンからダウンロードしたいバージョンを選択し、
バージョン選択後、Installer_対象のOS名をクリックしダウンロードを行ってください。
ダウンロードが完了したら、下記の通りインストールを進めてください。
2. Visualizerインストール
-
Visualizerをインストールしたいフォルダのパスを選択して、「Next」をクリックする。
※指定するパスには、空のフォルダを指定するようにしてください。
アプリケーションフォルダに新しくフォルダを作成してインストールを行うと良いです。
指定パスの例:/Applications/Visualizer95(バージョン名)
他バージョンを持っていて共存させたい場合は、以下のリンクの方法をお試しください。
以上で、Visualizerのダウンロードは完了となります。
Xcodeの設定
1. 下記リンクにアクセスし、Xcodeをダウンロードする。
https://developer.apple.com/support/xcode に行って Xcodeをダウンロードする。
2. ダウンロードした「Xcode」を実行して設定を行う。
3. iOSシミュレーター用のXcodeとKony Visualizerの設定を行います。
Kony VisualizerでProductタブを選択し、エミュレーターとデバイスの設定をクリック
4. 以下はモバイルでBuildする場合の手順です。
-
Kony Visualizer
-
Emulater
-
Mobile
-
iOSを選択
-
Configura EmulatorでiPhoneを選択
-
Nameでエミュレーターの名前いを設定
-
Fetch Xcode Detailsをクリックして、Xcodeと連携します。iOS Build Optionsに正常に構成されたXcodeとエミュレーターのバージョン情報が表示されます。
設定が正常に保存されると、Build時のデバイス選択画面に、先ほど設定したエミュレーターの名前が表示されます。
Kony上でXcodeが表示されない場合
Xcodeは、Macマシンのアプリケーションフォルダに存在する必要があります。
Xcodeの命名規則は「Xcode」でなければなりません。
また、"Xcode is not found"とエラーが発生する場合、XcodeのメニューからPreferenceを選択し、locationで該当のXcodeバージョンを選択してください。
Android Studioの設定
- https://developer.android.com/studioに行って Android Studioをダウンロードする。
- ダウンロード完了したらKony Visualizerで、[Preferences(環境設定)]を選択する。
- 環境設定で、
1.Kony Visualizer
2.Buildを順に選択する
3.Android Home欄にフォルダーのURLを選択する
例: /Users/~~/Library/Android/sdk
(sdkまでのパスを指定)
補足
Visualizerバージョンアップ方法
Visualizerを既に持っていて、バージョンアップを行いたい場合は、
以下のリンクを参照してください。
iOSバージョンアップ後にXcodeをアップデートせずにデバッグをする方法
今後iOSのアップデートがあった際に、Xcodeのアップデートを行わなくても
バージョン対応できる方法があります。
必要な時に以下のリンクを参考にしてみてくださいね。
次の記事
第一章はこれで終了です!
次回から、「2章:基本的な使い方の説明」に入っていきます。
まずは、Visualizerのワークスペースの基本的な使い方をご紹介します!
▶︎Visualizerワークスペースの基本的な使い方
記事一覧:
https://qiita.com/Kony_Team/private/4c922fa016ce95c58406
最後に一言
より読みやすい記事にしていきたいので、
「ここがわからなかった!」
「ここがもっと知りたい」
など、コメントいただけると嬉しいです!
参考にしたサイト
https://www.kony.com/products/visualizer
https://docs.kony.com/konylibrary/visualizer/visualizer_user_guide/Content/SUGinstallKonyStudio.htm
https://developer.apple.com/support/xcode
https://developer.android.com/studio