#何でQiitaで革靴を?
こんにちは!GxPの小松崎です。
この記事はグロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2021の14日目です。
エンジニアの技術系サイトで、何ぜ革靴の話をしているのか?私もそう思います。
しかし、エンジニアとて社会人、技術力ももちろんだけど、身だしなみにも気を付けたい。
コロナ禍で客先に行くことも少なくなって、履いていない革靴が下駄箱の中で死んでるハズ!
さらには、靴をお手入れにより靴を長持ちさせようじゃないの。安い靴を使い捨てる生活とおさらばだ。個人で体現できるミクロサステナブル万歳!
本記事はそんな革靴を100均で手に入る道具によって簡単にお手入れをし、革靴の救済と身だしなみの向上を目指す!
そんな記事です。
※本記事では天然皮革製靴をモデルとしていますが、別に合成革でも同じ手順で良いです。
※※液体タイプや薬剤のしみ込んだスポンジ式靴磨きもこの世には存在ます。
個人の宗教的理由により今回のお手入れでは使用しません。
#必要な道具をそろえよう
必要な道具は100均ですべて揃います。
右から靴ブラシ(豚毛) 靴ブラシ(馬毛) コットン靴磨きクロス
左に移って、靴クリーナー 靴クリーム(茶) 靴磨きミトン
これだけ買っても600円!(税抜き)
今回試してみてもっと拘りたかったら、良いやつを買い揃えましょう。コロンブスのツヤ革専用クリームはオススメ
※靴クリームは原料にシリコンを含まないものを選んでください。
シリコン配合品は揮発する際に革の水分を奪い、靴に大敵の乾燥を招きます(受け売り)
シリコン防水スプレーも同様です。
#実際にやってみる
###工程(カッコ内は使用する道具)
- ホコリ落とし(靴ブラシ(馬毛))
- クリーナ塗り(靴クリーナ)
- 靴クリーム塗り(靴ブラシ(豚毛)+靴クリーム(茶)
- ブラッシング(靴ブラシ(豚毛))
- 布磨き(靴磨きミトン)
##今回のターゲット
靴箱の中に居ました。いつ磨いたか判らない革靴。
色は褪せ、潤いはなくなり…今助けるぞ!
##1.ホコリ落とし
靴ブラシ(馬毛)で靴のホコリを落とします。適当でいいです。
##2.クリーナ塗り
クリーナを塗って革に潤いを与えます。雰囲気でいいです。
なんとなく、革に生気が戻ったような…(右が磨き中。左が元のまま)
##3.靴クリーム塗り + 4.ブラッシング
ここは気合の入れどころ。クリームをブラシで直接すくい、靴に塗っていきます。
クリームを靴に塗り過ぎても大丈夫。靴をブラシ全体でこすることで余分なクリームはブラシが調整しくれます。
比較的気にされがちですが、こする方向は適当でいいです。クリームが満遍なく延びるまで頑張りましょう。
##5.布磨き
お手入れも仕上げの段階。ブラッシング後10分くらい放置したら靴磨きミトンで艶出しをしましょう。
靴クリームに含まれるロウを摩擦熱で溶かすイメージ。ちょっと疲れるけど最後の仕上げ!
でも力は入れすぎないで!靴の型が崩れちゃう。
+αでボロのストッキングで磨くのも効果的。水研ぎは懐疑的だからしない!
##できた!
死んでた靴に色とツヤと潤いが戻ってきた!
##物足りなかったので…
色の好みで靴クリーム(黒)を重ね掛けしました。
3~5の工程は繰り返すことが可能です。好みのツヤと色合いを求めましょう。
さらに重ね掛けすることで水耐性を獲得できます。これで雨の日も怖くない!
サイドの色落ちもピカピカに!
##日常のメンテナンスは?
日常的には1.ホコリ落としを。
部分的にクリームの剥がれは3.靴クリーム塗り~5.布磨きを。
3か月くらいに一回、全工程をやればいいんじゃないですかね。
#最後に
最近革靴磨きにはまってしまい、自己流ながら知識をひけらかす場を頂き感謝します。
これによって少しでも革靴履く人が増えて、みんなで靴磨きできればいいなぁ。
そんなところです。