Storybook7.6からSWCサポートの改善が行わられ、いくつかのwebpackを用いたフレームワークを用いた環境では、Babelで動く部分をSWCを用いてStorybookを起動できるようになりました。
react-webpack5
、next
、vue-webpack5
などが対象です。
これによってStorybookの起動までの時間が50%ほど削減されます。
また、Nextjsはバージョン11ごろからBabelではなくSWCを使うようになっています。StorybookがSWCで動くようになることでよりNextjs側の動作に近い動作をします(このサポートはNext14以降で行われます)。
導入はmain.ts
、main.mjs
を触るだけで済みます。
export default {
framework: {
name: '@storybook/nextjs',
options: { builder: { useSWC: true } }
}
};
framework
のoptions.builder
でuseSWR
をtrue
に設定するだけです。
簡単に有効化できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。