5
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

1人フロントエンドAdvent Calendar 2023

Day 14

v0によってコンポーネント開発は加速するか

Posted at

v0とは

Vercelが提供するサービスの1つで、入力したテキストに対応したUIを提案してくれる生成AI。
プロンプトへ入力したテキストに合わせて、UIとReact × (shadcn ui or tailwindcss)のコードを生成する

2023年12月13日現在はPrivate Beta版として機能を提供

UIを生成する

プロンプトに「Material You Button」と、入力すると以下のような結果が得られる(生成物)。

スクリーンショット 2023-12-13 13.09.40.png

3つのUIが提案され、Codeを押すとそれぞれのコードを確認できる。
スクリーンショット 2023-12-13 13.10.15.png

生成されたボタンはどちらかといえばMaterial Design2の見た目をしていている(参考)。
Material Design Youの見た目へ近づけるために、角丸に丸みを帯びさせたい場合には生成物に対して追加の入力が可能。
スクリーンショット 2023-12-13 14.12.17.png

生成物に対する入力は特定の箇所に対して行うこともできる。
スクリーンショット 2023-12-13 14.17.18.png

スクリーンショット 2023-12-13 14.17.38.png

このような生成物は基本的には公開される。Premiumプランに加入することで、非公開に生成することができる。
スクリーンショット 2023-12-13 14.18.33.png

他者の生成物は誰でも閲覧することができる。
スクリーンショット 2023-12-13 14.21.18.png

感想

ポジティブな感想として以下の点を抱いた。

  • 集合知を元に特定機能のUIを生成できる
  • 大きなコンポーネントのマークアップを任せられる
  • 自分の思い描くUIへ微調整を行える

ネガティブな感想として以下の点を抱いた。

  • ロジックの生成を行なってくれない
  • スタイリング方法が限られている
  • a11yに対する考慮は多分ない(意味論に沿った要素を配置してくれる)

今すぐ、React開発を劇的に加速させるようなツールにはならないように感じた。

現時点では以下のように使用することが多そう。

  • デザインを飛ばして開発するときにUIからマークアップまでしてもらうとき
  • デザインについて考える時の案を出すとき

今後、ロジックなども組み込めるように進化するとコンポーネントの開発速度が劇的に上がると感じた。

5
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?