Androidのプロジェクト構造
AndroidでLayoutファイルを作成すると、同じフォルダに並列で格納されてしまいます。
プロジェクトが大きくなってくると、ファイル数が巨大になり、管理が大変になってしまいます。
Layoutファイルをフォルダ分けする
本記事の紹介する方法で、以下のようにLayoutファイルを分割することができます。
フォルダで区切られて表示されるので、ファイル管理が少し楽になるかと思います。
フォルダの作成
「app -> src -> main」配下に以下のフォルダを作成します。
・src/main/res-main
プロジェクト共通のリソースフォルダになります。
「colors.xml」、「dimens.xml」、「strings.xml」、「styles.xml」やアプリアイコン等を格納します。
・src/main/res-screen
画面用のリソースフォルダになります。
画面を作成するためのLayoutファイルや、その画面に使う画像等を格納します。
App Gradleの設定
app.gradleファイルを開き、「android -> sourceSets」内部でリソースフォルダのパスを指定します。
android {
...
sourceSets {
main {
res.srcDirs += 'src/main/res-main'
file('src/main/res-screen')
.listFiles()
.each { res.srcDirs += it.path }
}
}
ツリー表示の変更
フォルダ分けされたリソースファイルを表示するためには、ツリー表示を「Android」から「Project」に変更する必要があります。
おわりに
プロジェクトが大きくなってくると、リソースファイルの管理が大変になってきますが、フォルダで分割されていると、ファイル検索等が少し楽になるかと思います。