【セルフホスティング可能】Notion代替オープンソース3選【2025年版】
近年、メモ・ドキュメント・データベース・タスク管理を統合したワークスペースツールとしてNotionが広く普及しています。
しかし、オープンソースかつセルフホスティング可能な選択肢も増えてきており、
- セキュリティ・プライバシーを自前で管理したい
- クラウド依存を減らしたい
- 独自カスタマイズをしたい
といったニーズに応える流れが強まっています。
この記事では、2025年時点で勢いがあり、開発も活発な 「Notion代替OSS」 を3つ紹介します!
1. AppFlowy
- 公式サイト:AppFlowy
- GitHub:appflowy/appflowy
概要
AppFlowyは、FlutterとRustで開発されたモダンなオープンソースワークスペースです。
開発は2021年に始まり、現在GitHubスター数も6万以上を超えるなど、注目を集めています。
「Notionのエクスペリエンスを、OSSとして、プライバシーファーストで」というコンセプトが特徴です。
特徴
- ブロックエディタによる柔軟なドキュメント作成
- カスタマイズ可能なタスク管理
- AIアシスタント(チャットボット・文書生成支援)
- オフラインモード対応(ローカルファースト設計)
- モバイル(iOS/Android)対応アプリあり
セルフホスティング
Docker Composeファイルが提供されており、手軽にオンプレミス環境へデプロイ可能です。
データベース・ファイルストレージ構成もシンプルなため、自前サーバー運用にも向いています。
2. AFFiNE
- 公式サイト:AFFiNE
- GitHub:toeverything/AFFiNE
概要
AFFiNEは、「NotionとMiroを統合した次世代ナレッジベース」として登場したプロジェクトです。
リッチテキストドキュメント・ホワイトボード・データベース機能をシームレスに統合し、
柔軟なナレッジ管理・タスク管理を実現します。
ローカルファースト(先に手元保存→クラウド同期型)思想が貫かれており、プライバシー重視派にも人気です。
特徴
- 無限キャンバス上で文書・付箋・マインドマップを作成
- ブロック型エディタとビジュアルエディタを自由に切り替え
- AIアシスタントによる文書補助・マインドマップ自動生成
- 複数ユーザーによるリアルタイム共同編集
- オフラインでの完全動作に対応
セルフホスティング
オフィシャルでDockerイメージが配布されており、簡単にセルフホスト可能です。
また、MITライセンスでソースコードも公開されているため、自由にカスタマイズやフォークも可能です。
3. Outline
- 公式サイト:Outline
- GitHub:outline/outline
概要
Outlineは、チーム用Wikiに特化した軽量なオープンソースソフトウェアです。
「シンプル」「高速」「拡張性」を重視した設計が特徴で、社内ナレッジ管理に最適な選択肢の一つです。
Node.js+Reactで開発されており、スピーディなレスポンスと安定性を兼ね備えています。
特徴
- マークダウンベースのリッチな文書作成
- タグ、カテゴリ管理、全文検索機能
- Slack連携・SSO認証など豊富な外部連携
- 共同編集・コメント機能によるチームコラボレーション
- ダークモード対応
セルフホスティング
公式ドキュメントにDocker-Composeファイルが用意されており、
GitHubリポジトリからすぐにセルフホスティング環境を立ち上げることができます。
また、プライベートネットワーク上のみで運用することも可能なため、
情報漏洩リスクを最小限に抑える運用も容易です。
まとめ
本記事では、Notionの代替となり得るオープンソースプロジェクトとして、
- AppFlowy:ブロック型でAI支援も視野に入れたモダンOSS
- AFFiNE:ドキュメント+ホワイトボード統合型でビジュアル操作も可能
- Outline:チーム用Wiki特化でシンプル・軽量な管理を実現
という3つのツールを紹介しました。
いずれもセルフホスティング可能であり、
セキュリティ重視のプロジェクトやコスト削減を目指すチームに非常に有力な選択肢となります。
もし、
- 「社内の情報共有にオープンソースツールを使いたい」
- 「データをクラウドに預けず、自社管理したい」
という方は、ぜひ一度試してみてください!
最近OSSにハマっていて色々と調べたり使ってみたりしているので、定期的にこういった記事を書こうと思っています!