1. はじめに
こんにちはあるいはこんあばんは、koikingです。
令和4年秋の基本情報技術者試験を受けました。
こちらの記事では、基本情報技術者試験を受けたことの振り返りなどを投稿させて頂きます。
2. なぜ基本情報技術者試験に挑戦したのか?
自分は韓国から日本にきて、客先常駐のエンジニアとして1年半、
今の会社で3年半ぐらいシステムエンジニアとして働いているものです。
今まで仕事をする際に資格の必要姓を感じておらず、会社からでも資格取得をあまりおすすめしてなかったので、
資格をとるとういう考えすらしてなかったです。
また、日本に来る前に就職ビザ発行のためとっておいた韓国のIT資格である情報処理技師資格を持っていたので、
日本の資格をまたとる必要はないと思っていました。
このような私が急に資格をとろうとした理由は以下となります。
1) 会社の人事制度が変わり、昇進・昇格するには資格が必要だった。
会社で認めている資格リストに韓国の資格同然なくて、自分が持っている資格を認めてくれるかの問合せだけはしてみたが、認めるかどうか会社の裁量・配慮に頼るのはダメだと思いました。
2) 試験の内容的に実務に最も近いと思い、仕事に役に立つと思った。
仕事上読んでいる文書を速やかに・正確に読み上げる読解力が養えると思いました。
3) 勉強すれば合格可能性が高いと思った。
最初は応用情報技術者試験を受けようとしましたが、勉強の開始前の模擬試験結があまりにもよくなくて、2ヶ月勉強では無理と判断したため、基本情報技術者試験を受けることを決めました。
3. 試験結果
午前も午後もギリギリな点数でしたが、
両方60点以上のため、合格だと思います。(スコアレポートの点数がそのままの試験結果だと聞いていたのですが、少しは不安ですが。。)
4. 勉強時間
午前試験 : 約130~140時間(10月1日~10月22日 平日 4時間, 週末10時間学習)
午後試験 : 約150~160時間(10月24日~11月14日 平日 4時間, 週末12時間学習)
5. 勉強計画 ・ 実行
試験計画と実行したのは凄く単純で、決めた範囲の過去問を少なくとも1回は解いて解説を読む事でした。
1) 午前試験
学習手段 (1) 問題集アプリ
学習手段 (2) キタミ式参考書
勉強に使ったのは問題集アプリとキタミ式の参考書です。
令和4年から平成25年までの過去問を2回解きまして、理解できない所だけ参考書を読みながら勉強しました。
アプリで模擬試験を受けられたため、通勤時間(出退勤合わせて2時間)に模擬試験を実施、家で解説・参考書を読みました。
最初は通勤時間で1回分の模擬試験がギリギリ解けましたが、試験の前の週ぐらいからは1時間に1回分の模擬試験を受けて、80~90点が取れるようになりました。
2) 午後試験
学習手段 (1) 過去問道場
午後試験は主に過去問道場で模擬試験をひたすら受けて、解説を読んだり、Youtube動画などを見ながら勉強しました。
午後の選択問題はデータベースとソフトウェア設計をソフトウェア開発はJavaを選びました。
選んだ理由は仕事で使っていて多少は慣れていたためです。
※ 科目別実行
(1) セキュリティ
キタミ式参考書のセキュリティパートを3回読み、それでも理解できないのはYoutubeの映像を
みました。
特に暗号化とデジタル署名は以下動画が役立ちました。
https://www.youtube.com/watch?v=lT7vLRBwxrY
過去問道場の19問は全問解き、模擬試験で点数が低かった問題は問題を解き・解説を読んで間違った理由を説明できるまで繰り返しました。
→ 知識を知って、理解できないと解けない科目だと思うので、間違った理由だけを深堀すればよいと判断しました。
(2) データベース
過去問道場の21問を全問解き、模擬試験の点数に関わらず、解説を読んで間違った理由・解けた理由を説明できるまで繰り返しました。
→ 特にSQL問題は問題に出るSQLが変更されても解けるようにならなければならないと思ったため、間違った理由と解けた理由も深堀りしました。
(3) ソフトウェア設計
過去問道場の19問は全問解き、模擬試験で点数が低かった問題は問題を解き・解説を読んで間違った理由を説明できるまで繰り返しました。
→ 問題文を正確に読んで理解したら解けたので、間違った理由だけを深堀すればよいと判断しました。
(4) アルゴリズム
過去問道場の22問を全問解きましたが、正直解説を読んでも理解できない問題の方が多かったです。
問題を解く時間は1時間以上かかり、解説を読んで勉強するのがまた2~4時間かかりました。
試験当日になった時点では、30分じっくり使い丁寧に問題文を解読すると2個ぐらいは解けると自己催眠をかけていました。
→ そもそも問題文の理解ができなかった場合も多い自信はありませんでしたが、慣れて0点は避けるように最後まで頑張りました。
(5) ソフトウェア開発(Java)
過去問道場の21問を全問解き、模擬試験の点数に関わらず、解説を読んで間違った理由・解けた理由を説明できるまで繰り返しました。
→ 問題に出ているソースコードが変更されても解けるようにならなければならないと思ったため、間違った理由と解けた理由も深堀りしました。
また、40分ぐらいはじっくり時間をかけて解くと解ける問題が多かったため、セキュリティとデータベースをそれぞれ20分以内に終わらせて、余った時間をJavaの問題を解くために回しました。
6. 試験を受けて良かったこと(今の時点)
2ヶ月前より確実に文書を読んで理解する速度が速くなりました。めでたしめでたし!
7. 試験を受けて悪かったこと(今の時点)
アルゴリズム勉強をしても解けない場合ストレスが溜まりすぎて、弱い不眠症になりました。
不眠症で起きている時間が暇だったため、この記事を書いていました。
8. 終わり
約2ヶ月間仕事と試験準備だけの辛い生活でしたが、合格して嬉しい極みです。
11/27まで基本情報技術者試験を受けている方々がまだいらっしゃると思います。
どうか残り受験する皆様も合格できたらいいなと思います。