私(安岡孝一)が書いた『JavaScriptによるPC-8001エミュレータは違法なのか』に対し、根本大地『IT技術ニュース要約』が「要約」を公開した。あまりにヒドイ「要約」だったので、全文を晒すことにする。
安岡孝一氏がQiitaで公開した「JavaScriptによるPC-8001エミュレータ」が、GitHub上でMITライセンスとして公開された。これは、氏が長期間にわたりQiitaに掲載してきた連載記事を基にしたもので、PC-8001のエミュレーションをJavaScriptで実現した点が特徴である。エミュレータはWebブラウザ上で動作し、特別なソフトウェアのインストールを必要としない。これにより、幅広い環境でPC-8001のソフトウェアを体験することが可能になった。
公開されたエミュレータは、PC-8001の基本的な機能を再現しており、CPU、メモリ、グラフィック、サウンドなどのエミュレーションが含まれている。特に、オリジナルのPC-8001の動作を忠実に再現することに重点が置かれており、当時のゲームやアプリケーションを高い互換性で実行できる。また、エミュレータはJavaScriptで記述されているため、ソースコードの可読性が高く、開発者によるカスタマイズや機能拡張が容易である。
GitHubでの公開により、多くの開発者がエミュレータのソースコードにアクセスし、改良や機能追加を行うことが期待される。MITライセンスの下で公開されているため、商用利用を含む幅広い用途での利用が可能である。安岡氏は、エミュレータの公開を通じて、PC-8001のソフトウェア資産の保存と活用を促進し、レトロゲーム文化の発展に貢献したいと考えている。
エミュレータの利用者は、Webブラウザ上でPC-8001のゲームやアプリケーションを起動し、当時の雰囲気を手軽に体験できる。また、開発者は、エミュレータのソースコードを参考に、他のレトロコンピュータのエミュレータ開発や、JavaScriptを用いた組み込みシステム開発に応用することも可能である。今回の公開は、レトロゲームファンだけでなく、プログラミング学習者や開発者にとっても有益なリソースとなるだろう。安岡氏の長年の努力が結実し、PC-8001エミュレータは新たな段階へと進み、今後の発展が期待される。エミュレータは、過去の技術遺産を現代に蘇らせ、未来へと繋ぐ重要な役割を担うだろう。これにより、PC-8001の文化がより多くの人々に共有され、次世代へと受け継がれていくことが期待される。
私は「JavaScriptによるPC-8001エミュレータ」を、GitHubで公開していない。公開先はQiitaである。この「要約」は最初のそこが間違っているので、あとはもう無茶苦茶だ。昨日の記事で訴訟の回避を議論しているのに、「MITライセンス」になんかできるわけがない。この「要約」は「生成AI」を騙っているものの、どういう「生成AI」を使っているのかすら書かれていないし、事実無根の誹謗中傷だと理解すべきだろう。
なお、この根本大地とかいう人物は、Zennにも同様の投稿をしており、かなり悪質なヤカラだと考えられる。さて、どうすべきかな。