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railsで多対多のアソシエーションの作り方と、出来ること

Last updated at Posted at 2017-01-19

この記事で説明していること

  • アソシエーションでどんなことが出来るか
  • アソシエーションとは?
  • 多対多のアソシエーションとはなにか
  • railsで多対多のアソシエーションを作り方

アソシエーション(関連付け)で出来ること

あるuserの持っているtweetを全て取り出してくる。
あるgroupの持っているuserのnameを全て取り出してくる。などなど....

関連性を設定することによって、繋がった先のものから変数を取り出せることがアソシエーションのメリットです。

そもそもアソシエーション(関連付け)って何?

アソシエーションとは、モデル同士の関係性を設定することです。

(例)
userはtweetをたくさん持っている。
tweetはただ1人のuserに属する。

多対多のアソシエーションとは何か

userとgroupがあるWEBアプリケーションを考えた時、

group:userをたくさん持つ
user :たくさんのgroupに所属する

groupとuserが "複数 - 複数" の関係になっています。
このような状態を多対多の状態と言います。

このような時には中間テーブルというものを作りデータを管理することになります。(他の方法もありますが、、)

中間テーブルとは?

group -- group_user -- userのように2つのテーブルの間を繋ぐものです。

group_userのテーブル

id user_id group_id
1 3 2
2 2 5
3 1 6

上記のように両方のテーブルのデータを1つのレコード(横列)で持ちます。

railsで多対多のアソシエーションを作る

手順

  • rails g model でモデルとテーブルのmigrationファイルを作成
  • migrationファイルの中身を書き換える
  • migrateしてテーブルを作成
  • ----上記を user, group, group_userの3回行う
  • モデルのアソシエーションを記述する

モデルとテーブルの作成1(user)

deviseを使わない場合

terminal
$ bundle exec rails g model user

migrationファイルの中身を書き換えます。
とりあえずnameとemailを加えました。

migration_file
class CreateUsers < ActiveRecord::Migration[5.0]
  def change
    create_table :users do |t|
      t.string  :name, null: false
      t.string  :email, null: false, unique: true 
      t.timestamps
    end
  end
end

そして、migrateします。

terminal
$ bundle exec rake db:migrate

---deviseを使ってログイン機能を実装している場合---

terminal
$ bundle exec rails g devise User

migrateします。

terminal
$ bundle exec rake db:migrate

モデルとテーブルの作成2(group)

terminal
$ bundle exec rails g model group

マイグレーションファイルを以下のように変更。
今回はnameを付け加えました。

migraion_file
class CreateGroups < ActiveRecord::Migration[5.0]
  def change
    create_table :groups do |t|
      t.string  :name, null: false, unique: true
      t.timestamps
    end
  end
end

migrateします。

terminal
$ bundle exec rake db:migrate

モデルとテーブルの作成3(group_user)

ここでgroupとuserの間を結ぶ中間テーブルを作成しますが、
そこでreferenceというパラメータを使います。

reference(参照)はテーブル同士の関係性を示します。

terminal
$ bundle exec rails g model group_user user:references group:references

migration_fileが以下のようになっているのを確認します。

migration_file
class CreateGroupUserTable2 < ActiveRecord::Migration[5.0]
  def change
    create_table :group_users do |t|
      t.references  :user,  index: true, foreign_key: true
      t.references  :group, index: true, foreign_key: true
      t.timestamps
    end
  end
end

その後、migrateします。

terminal
$ bundle exec rake db:migrate

モデル同士のアソシエーションの記述

・user.rb
userはたくさんのgroup_userを持っていて、
group_userを通してたくさんのgroupを持っています。

中間テーブルを通して繋がっているものには
through: :group_usersというkeyをつけます。

user.rb
class User < ApplicationRecord
  has_many :groups, through: :group_users
  has_many :group_users
end

・group.rb
User.rbとほぼ同じです。
accepts_nested_attributes_for というkeyは、
他のモデルを一括で更新、保存できるようにするものです。
ここではgroupを保存するのと同時にgroup_usersを更新できるようにしています。

group.rb
class Group < ApplicationRecord
	has_many :users, through: :group_users
	has_many :group_users
	accepts_nested_attributes_for :group_users
end

・group_user.rb

group_userは1つのuser、1つのgroupに属しています。
よって、このように記述します。

group_user.rb
class GroupUser < ApplicationRecord
  belongs_to :user
  belongs_to :group
end

何ができるのか?

@groupの持っているgroup_userの繋がっているuserのnameを取り出す。

コントローラーで@groupを設定する。

controller
class MessagesController < ApplicationController
  def index
    @group = Group.find(params[:group_id])
  end
end

ビューの中で、@groupの持っているgroup_userを
group_usersと複数形にすることで配列として取り出します。

each文の中でgroup_user.user.nameとすることで
@groupの持っているgroup_userの繋がっているuserのnameを取り出す。】
というような動作が出来るようになります。

index.html
- @group.group_users.each do |group_user|
  = group_user.user.name

他にもcurrent_userの所属しているグループを全て取り出す際に、以下のように記述出来たりします。

controller
@groups = current_user.groups

間違いや足りないところがございましたら、
どうぞご指摘お願いいたします!

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参考サイト様

Qiita
Rails4でcollection_check_boxesを使って、多対多の関連をチェックボックスで設定する
railsで多対多な関係を実装する時のポイント(加筆修正するかも)
複数の子レコードを作成・更新する. accepts_nested_attributes_for

いつも忘れる「Railsのgenerateコマンド」の備忘録

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