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# MySQL入門#2!!MySQLの基礎!!はじめてのSQL文【リレーショナルデータベース / PHPによるWebアプリケーション開発】

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皆さんこんにちは、KoenigWolfです。今回はMySQL入門の続きをお届けします。前回はMySQLが公式サイトで配布しているExampleデータベースから「ワールドデータベース」というデータをインポートし、MySQLの基本的な操作について学びました。今回は、そのワールドデータベースを使って実際にSQL文を操作してみたいと思います。

データの操作:基本のCRUD

まず、データ操作の基本としてCRUD(Create, Read, Update, Delete)の4つの操作があります。これらはそれぞれデータの作成、読み取り、更新、削除を意味します。これらの操作ができるようになれば、MySQLの入門としては十分です。

リレーショナルデータベースの特徴として、データの強い整合性と柔軟な検索機能があります。この2つの特徴を理解することで、MySQLの強みを活かしたデータ操作が可能になります。

データの強い整合性

リレーショナルデータベースは、データの整合性を強く保つ機能を持っています。例えば、家計簿で今月の収支が合わないといった不整合が現実世界ではよくありますが、リレーショナルデータベースを正しく使うことでこうした問題を防ぐことができます。

柔軟な検索機能

リレーショナルデータベースに保存されたデータは、SQLという言語を使って自由に検索できます。SQLを使うことで、複雑な検索クエリを簡単に実行し、必要なデータを効率的に取得できます。

SQL文の基本

SQL文を使ってデータベースからデータを取得する際に最も基本的な文がSELECT文です。以下の構文が基本となります:

SELECT カラム名 FROM テーブル名;

例えば、ワールドデータベースのシティテーブルからデータを取得する場合は次のように書きます:

SELECT * FROM city;

これは、シティテーブルの全てのカラムを取得することを意味します。

実際のSQL文を書いてみる

では、実際にSQL文を書いてデータを取得してみましょう。以下の手順に従って、PHPMyAdminを使ってクエリを実行します。

1. MAMPの起動

まず、MAMPを起動し、ApacheとMySQLをスタートさせます。

2. PHPMyAdminにアクセス

ブラウザからlocalhost:8888/phpMyAdminにアクセスし、PHPMyAdminを開きます。rootユーザーでログインします。

3. ワールドデータベースのインポート

前回の続きとして、ワールドデータベースがインポートされていることを確認します。インポートがまだの方は、以下の手順でインポートしてください。

ワールドデータベースのインポート手順

ワールドデータベースをインポートする手順は以下の通りです。リンクを使用して、データベースのダウンロードからインポートまでの手順を詳しく説明します。

手順1:ワールドデータベースのダウンロード

  1. MySQL公式サイトにアクセスします。
  2. ページを下にスクロールし、「Example Databases」のセクションを見つけます。
  3. 「World database」のリンクをクリックしてダウンロードページに移動します。
  4. 「world.sql.gz」ファイルをダウンロードします。

手順2:MAMPの起動

  1. MAMPを起動します。
  2. MAMPのコントロールパネルでApacheとMySQLをスタートさせます。

手順3:PHPMyAdminにアクセス

  1. ブラウザを開き、localhost:8888/phpMyAdminにアクセスします。
  2. rootユーザーでログインします。

手順4:ワールドデータベースのインポート

  1. PHPMyAdminのメインページで「インポート」タブをクリックします。
  2. 「ファイルを選択」ボタンをクリックし、ダウンロードしたworld.sql.gzファイルを選択します。
  3. ページ下部の「実行」ボタンをクリックしてインポートを開始します。
  4. インポートが成功すると「インポートは正常に終了しました」と表示されます。

これでワールドデータベースがインポートされ、使用できるようになります。以下に、インポート手順のスクリーンショットを追加して、さらにわかりやすくします。

上記の手順で、ワールドデータベースをインポートして、MySQLでのデータ操作を始めることができます。

4. SQL文の実行

PHPMyAdminの「SQL」タブをクリックし、以下のSQL文を入力して実行します:

SELECT * FROM city;

実行すると、シティテーブルの全てのデータが表形式で表示されます。

結論

今回は、SQLの基本であるSELECT文を使ってデータを取得する方法を学びました。次回は、さらに複雑な検索方法や他のCRUD操作について学んでいきます。MySQLの学習は奥が深いですが、基礎をしっかり押さえることで、複雑な操作もスムーズに行えるようになります。

応援のコメントや高評価、SNSでの拡散をよろしくお願いします。では、次回の記事でお会いしましょう。さよなら。

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