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基本情報技術者試験に一か月で合格するためのロードマップ

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はじめに

SESとして都内のIT企業に勤めています。
その間、待機期間が一ヵ月あり、かねてから挑戦しようとしていた基本情報を一か月で取得することを目標にしました。

2023年4月以降の試験に関して

出題形式が変わり、合格率が以前の20%台から40%に上がっています。
理由としては以下の二つです。

・試験方式の変更

 年二回の試験から通年の試験に変更

・問題数と出題範囲の削減

 問題数が大幅に減って出題範囲も科目Bに関しては狭まりました。

過去の形式から合格率が大幅に上がりましたが、現在は緩やかな減少傾向にあるため、いまのうちに取っておくことを個人的にお勧めします。

参考
https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/guide/monthly_pass_rate_202306/

事前知識

Javaエンジニアとして2年弱お客様先のプロジェクトに携わり開発~保守を経験

使った参考書

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)

解説メイン。図が多めでわかりやすい
一通り流し読みをする。ボリュームが多いためざっくりとした理解にとどめる。
その後は、わからない言葉があればその都度解説を確認する。

基本情報技術者過去問道場

科目Aの対策に使用
スマホで空き時間に利用
無料アカウントを作成したほうが学習管理ができる。

令和06年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

過去四回分の過去問が収録されている(科目AB)
また、PDFにてさらに過去の問題がダウンロードできる。
基本的には科目Bメインで使用

情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版

科目B対策
過去問やオリジナル問題が収録されている。

勉強の流れ

科目A対策

「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験) 」を一通り読む(理解度50%くらい)

隙間時間で過去問道場を行う(一日50問)
正答率70%

まとまった時間が取れれば、「令和06年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集」
正答率80%

基本的には過去問道場をひたすら回していくことをお勧めします。
合格率が70~80%台になるように何度も繰り返しやることをお勧めします。

科目B対策

「令和06年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集」の掲載分4回を解く
正答率60%

「情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版 」の掲載分並びにPDFの問題を解く(約3回分)
正答率60%

再度、「令和06年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集」の掲載分4回を解く
正答率80%

文章読解が苦手なため(学生時代の国語はほとんど赤点)読むことに苦労しました。
普段から仕事でコードトレースは行っているため、「この値を入れた結果はどうなるか」のような問題は難なく解けました。
時間配分も気にして一問5~7分で解けるように意識しました。

結果

合格
科目A 65%
科目B 75%

感想

科目Aは思ったよりも難しかったです。過去問と似た問題が約20%、あとは目新しい問題ばかりでした。「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)」の内容を理解することはもちろん、近年盛んなAIやアジャイル開発に関わる基本的な言葉を覚えておく必要があるかと思います。

科目Bは想定通り時間が足りなくなり、2問だけは全く解く時間がありませんでした。
個人的な時間配分としては、17~20問目のセキュリティ関連→トレース関連(関数の実行結果を求めるもの→関数の条件分岐を求めるもの)の順番で解きました。

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