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AzureでVirtual Machineを作るだけ

Last updated at Posted at 2019-07-22

タイトルが575ですね。

私は学生なので当然100ドル/12ヶ月Azure for Studentsのサブスクリプションを持っているのですが、何もしないまま1ヶ月が経過しようとしていたので、流石に100ドルを虚無に変換するわけにはいかぬと思い、とりあえずテスト用に仮想マシンをつくってみることにしました。
初心者が見たままやれるように大部分を省略していますが悪しからず。

作成手順

タブごとに示していきます。

0. Azureポータルから「Virtual Machines」に移動し左上の「追加」をクリックする

Azureの学生用サブスクリプションを得ることができてポータルにたどり着けないという人は多分いないと思いますが念の為。
ポータルはこちらです。

基本タブ

1. サブスクリプションを選ぶ

学生の皆さんは当然Azure for Studentsですね。Starterの方はよくわからない…

2. リソースグループ

作ってなければ適当にここで新規作成してしまいましょう。名前はTestとかでいいです。

3. 仮想マシン名

仮想マシンの名前を決めます。なんでもいいです。

4. 地域

デフォルトの米国西部2だと選びたいスペックの仮想マシンが選べないっぽいので米国中南部とかにしておきましょう。

5. 可用性オプション

デフォルトのままでいいです(テスト用なら冗長性とか必要ないので)。

6. イメージ

Windowsなんて動かすとお金がかかるのでUbuntu Server 18.04 LTSあたりにしときましょう。
CUIの扱いにも慣れるからまあいいでしょう。

7. サイズ

マシンスペックです。選択するところで一番コストが安いやつを選びましょう。
「Standard B1ls 1 vcpu、0.5 GiB のメモリ」なんて表示されるようにしてください。
サイズを選ぶときに下の「選択」ボタンを押し忘れないようにしてください。

8. 認証の種類

SSHはめんどくさいのでパスワードにしておきましょう。
やりたくなったらあとで新しくVMを作ってSSH認証にすればいいです。
既存のPW認証VMをSSH鍵認証に変更することってできるんだろうか…?

9. ユーザー名

ログイン時に訊かれるユーザー名です。なんでもいいです。

10. パスワード/パスワードの確認

ログイン時に訊かれるパスワードです。なんでもいいです。

11. パブリック受信ポート/受信ポートを選択

「選択したポートを許可する」を選んで、SSH(22)にチェックを入れましょう。
これをしないと後々アクセスできなくなります。

ディスク

「次へ」ボタンを押すとこのタブが表示されます。

12. OSディスクの種類

「Premium SSD」にしましょう。デフォルトの場合はそのままでいいです。

確認および作成

ここまで終わったらあとは別にいじらなくてもいいので、「確認および作成」ボタンを押してこのタブに移りましょう。
今までにしてきた設定がここで表示されるので、間違っていないかを確認した上で「作成」ボタンを押しましょう。

接続手順

1. デプロイ完了を待つ

「デプロイが終わりました」と表示されるまでしばらく待ってください。終わったら出てくる「リソースへ移動」ボタンをクリックします。

2. コマンドをコピーする

画面が移ったときにはすでに起動しているはずなので、上の方にある「接続」をクリックして、右に出てくるウィンドウ(?)の一番下にある「VMローカルアカウントを使用してログインする」のところにあるsshから始まるコマンドをコピーします。右端にある紙が2枚重なったようなアイコンをクリックするとそれだけでコピーできます。

3. ターミナル/コマンドプロンプトを開く

ターミナル(WindowsならコマンドプロンプトかPowerShell)を開きましょう。
MacのターミナルはF4を押すかタッチパッドを4本指で摘むように操作すると出てくるLaunchPad内の「その他」に入っています。
Windowsの場合はWindowsキーを押しながらRを押すと出てくる「ファイル名を指定して実行」のフォルダにcmdと入力するとコマンドプロンプトが、powershellと入力するとPowerShellが起動します。
PowerShellはコマンドプロンプトよりも若干高機能ですが、ここで使う分にはほとんど差を感じることはないのでどちらでも好きな方を選んで構いません。

4. コマンドを実行する

先程コピーしたコマンド(ssh ユーザー名@IPアドレスの形になってるやつ)を貼り付けて実行します。
質問(yes/noで終わっているやつ)が出てきたらyesと入力してください。
設定したパスワードの入力が求められるので入力しましょう。
入力中に画面は変化しませんが、入力はされています。入力後Enterを押してログインできます。間違っていた場合はもう一度入力欄が出てきます。

5. 接続完了

待っていると、英語の文章が表示されたあとで、緑色で表示されたユーザー名@仮想マシン名の文字列が現れます。これで正常に接続が完了しました。いろいろコマンドを調べて遊んでみましょう。

6. 切断および終了

コマンド入力のところでexitと入力するとログアウトすることができます。
終わったらブラウザに戻って、仮想マシンを終了させましょう。

少しわかる人向けの注意

  • デフォルトではIPアドレスは動的に変化するため、起動するたびコマンドの内容が変わります。Azure側からIPを静的にする(固定する)ことができるので、やりたい方はやっておきましょう。※追記:IPを固定しておくとお金がかかるようです。いまいちわかっていませんので少し調べてみます。
  • 上の手順に完全に従って仮想マシンを作った場合、ポートが22番(SSH)しか開いてないことになります。遠隔操作で遊ぶ分には問題ないと思いますが、「Webサーバーを建ててホームページを作りたい」などといった用途では、HTTPSなど、他のポートも開けることになります。
  • 仮想マシンを終了させないと、サブスクリプションに紐づく100ドルを無駄に消費してしまいますので、気をつけましょう。

もし次回があったらSSH認証やるかもしれないです。

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