ServiceNowの開発者向けインスタンスは最初、マルチ通貨が有効化されており、またデフォルトの通貨はUSドルになっている。
今回はマルチ通貨を無効化し、インスタンス内の通貨を日本円で固定化する。
マルチ通貨は有効のまま、全ユーザのデフォルト通貨を日本円にしたい場合はこちらの記事を参照して下さい。
マルチ通貨は有効のまま、日本ユーザは日本円、北米ユーザはUSドルを初期値にしたい場合はこちらの記事を参照して下さい。
インスタンスのビルドタイプはJakarta。
インスタンス内の通貨を固定する
アプリケーションナビゲータの中から、システムプロパティ → システムローカライズを選択(赤枠)。 ※システムローカライズは2つあるので注意
(フィルタナビゲータ(青枠)に「システムローカライズ」と入力すると簡単です)
システムローカライズのカスタマイズプロパティを以下のように変更する。
- 「単一通貨モデルを使用します。ユーザーのロケール、国、言語コードにかかわらず、同じ通貨コード内のすべての通貨を表示します」にチェックを入れる
- 「単一通貨モデルを使用している場合、この通貨コードを使ってすべての通貨を表示します」に「JPY」を設定
保存後、レコードを見ると通貨を切り替えることができなくなっていることが確認できる。