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スパークラインの多重化

Last updated at Posted at 2020-02-26

初Qiita記事です。(ぺこり)

一番最初の記事くらいは他の方の記事とバッティングしないネタをやろうと思い色々考えた結果なぜか
「スパークラインの多重化」
というマニアックなネタを選んでしまいました。

何がマニアックって、そもそもエクセルのスパークラインの機能自体を知ってる人がどれだけいるでしょう。あまり使い道も思いつきません。(私が有効な使い方を知らないだけかもですが。)

プレゼン資料に簡易的にグラフを付けて見栄えを良くしたい時などには良いかもです。

そういうわけで、まずは「スパークラインってどんな機能?」というところから触れていきます。
これがスパークラインです。
001.png

セルの中にグラフが描かれるんです。
棒グラフにもできます。
003.png

リボンにはスパークラインのタブができます。
002.png

右クリックメニューもあります。
004.png

スパークラインの作り方ですが、
 1.グラフにしたい表を用意する
 2.挿入タブの「スパークライン」グループからグラフを選択
 3.データ範囲とグラフが表示されてほしいセルを選択
010.png
006.png

1行だけスパークラインを作ってオートフィルで広げる、とかもできます。

で、本題はこのスパークラインのグラフを重ねて表示する方法です。
右のオレンジのグラフを左の青のグラフに重ねると
007.png

こんなふうになります。
008.png

差異を視覚化したい場合とかに便利です。

手順
 1.2つの表にそれぞれスパークラインを作る
 2.片方のスパークラインをコピー
 3.もう片方のスパークラインのセルを選択
 4.「その他の貼り付けオプション」→「リンクされた図」を選択
009.png

スパークラインの機能そのものでは複数のグラフが重なる状態を作ることはできませんが、この方法ならばグラフを2つでも3つでも重ねて表現できます。

この技がどこかの誰かの役に立ったらうれしいです。

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