最初に
VisualStudioは正直、配色テーマが少なく感じてしまいます。
そのため、配色テーマの多いVSCodeから取り込んでみましょう!
ただし、VisualStudio2022でないとできません。
その1.GitHubからツールをダウンロード
Microsoftが公開しているGitHubのページからツールをダウンロードしましょう。
https://github.com/microsoft/theme-converter-for-vs
ダウンロードしたら展開し、中にあるThemeConverter.slnをVisualStudioで開きましょう。
.NET6がインストールされていないとビルドできません。
その2.ThemeConverterをビルドする。
ThemeConverterをビルドします。
エラーが出たり、全くビルドが進まない場合は、Nugetのパッケージの更新をしましょう。
その3.VSCodeで配色テーマをjsoncファイルに出力する。
VSCodeを開き、出力したい配色テーマをVSCode内のテーマに設定します。
そうしたら、コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)を表示し、「theme」と入力し、「開発者:現在の設定から配色テーマを生成する」を選択します。すると、現在の配色テーマがjsoncファイルに変換され、VSCode内で表示されるので、わかりやすい場所に保存します。
その4.ThemeConverterでjsoncファイルをVisualStudioに書き込む
まず、コマンドプロンプト(CMD)を管理者権限で開き、ビルドしたThemeConverterのフォルダに移動します。
そうしたら以下のコマンドを実行します。
ThemeConverter.exe -i "テーマのjsonファイルのパス" -t "VisualStudioのインストールパス"
VisualStudioのインストールパスは
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Community
にあります。
Communityの表記はインストールされているものに合わせて変更してください。
その5.反映させる
正常に完了すると、VisualStudioが開くので、
ツール(T)->テーマ(T)->保存したJsoncファイル名
で反映させます。