Oracle Analytics Cloudは、簡単に地図上にデータを配置する「Map」機能があります。
前回、「予測」機能の説明のために、OACに米国国立地震情報センターの地震データを取り込んだので、さらにこのデータを使ってデータを地図上に可視化してみたいと思います。
Kaggleから取得した米国国立地震情報センターの地震データには、緯度(latitude)経度(longitude)の項目がありますので、地図上に数値データのマグニチュードをに配置することが出来ます。
(1)ビジュアライゼーションの表示タイプを「マップ」にします。
(2)カテゴリ(場所)に「longitude」「latitude」の項目を配置します。
(3)色にDepth(震源の深さ)を配置します。
色に、数値データを配置すると色の濃さで数値の大きさを表現します。
(4)サイズにMagnitudeを配置します。
地図上に表現する数値データを、領域の大きさで表現します。
背景地図は、「OracleBI」「OracleMap」「OracleStreetMap」の3種類から選択可能です。
・OracleBI:都市名などの表記が無いフラットな地図 シンプルに表現できます。
・OracleMap:平地、山岳が綺麗に表現されているが、都市名が英語表記である。
・OracleStreetMap:都市名の表記が日本語で、国内で使うにはこれが適していると思われます。
その他、GoogleマップやBaiduマップなど、利用可能なWebマップ・サービス(WMS)プロバイダのリストから背景地図を設定することも可能です。