背景
学生時代にもっと利用していたメモのアプリケーションがOneNoteだと思う.
会社ではメモ・勉強よりも作業そのものが多いので,OneNoteを利用する機会が減ってしまった.
忘れないうちに"どのように"・"何の機能を使ったか"を記載しておく.
OneNoteとは
Microsoftのノートアプリ.
Microsoftアカウントさえあれば以下から無料でダウンロードできる.
ノートというと,テキストや画像くらいだと思い浮かぶが,
動画,音声,手書きメモなどのメディアに対応している.
スマホアプリ版のOneNoteもあるので合わせてダウンロードしておくと,すごく便利.
自分は,研究室のことを一つのノートにまとめている.
それぞれ,ゼミや英語輪講,自分の研究と言った形で章立てして,
各章にページを追加してノートをとっていた.
ユースケース
1. チーム内ミーティング
チーム内ミーティングは基本的にテキストのメモが多くなる.
以下は,データ収録を行う際のメモになる (黒色でつぶした部分はホワイトボードの写真をそのまま張り付けている).
必要なものリストなどを青く囲っておいて,紙のノート同様に見やすくしている.
また,ノートシールという機能を追加して,検索でヒットするようにしている(後述).
画像の添付
会議が終ったあと,ホワイトボードに書いた議論メモを残すようにしている.
その際スマホで写真を撮って,OneNoteに張り付ける.
張り付ける際,トリミングすることで,よこから撮った写真を正面から撮ったように加工して
OneNoteに張り付けることができる.
ノートシール
ノートシールは,テキストに付与するタグのようなもの.
「ノートシールを検索」を使うと,ノートシールで張った部分のテキスト一覧が表示される.
終了したタスクにはチェックボックスが付く.
検索の「ノートシールのグループ化」は,ノートシールのジャンル・ノート・日付ごとで表示することができる.
基本的にはタスク/重要/質問の3つのみを利用している.
タスクは,今週やらないといけないタスク一覧に付与している.終わったらチェックを付けるような使い方.
重要は,例で挙げた実験に必要なことや学会の投稿期限などに利用.検索機能で振り返るようにしてる.
質問は,全体の進捗会議や輪講で出た疑問部分に付与している.分からないことを分からないままにしない習慣がちょっとはついた.
2. 論文・ドキュメント読み
ドキュメントファイルをそのまま添付して,手書きでメモを書いていく形式.
大量に書き込まないといけない場合や参考リンクなどを張りたくなった際に困らない.
ファイルの印刷イメージ
ファイルを添付する際,2パターン選べる.
「ファイルの印刷イメージ」を押すと,画像としてスライドやpdfファイルを表示することができる.
「添付ファイル」を押すと,OneDriveにアップロードして,アイコンのみをページに表示する.
添付ファイルは表形式の実験データなどを添付していて,ノートから参照しやすいようにしていた.
終わりに
OneNoteのよく使う3つ機能を,ユースケースを交えて紹介した.
画像の添付 / ノートシール / ファイルの印刷イメージ は便利な機能なので,
3つさえ使いこなせれば,メモを取る・情報を参照する速度がとても速くなるので
効率的に作業できると思う.