背景
リモートデスクトップ先でTeamsを開くと,ウィンドウ上のキー・マウスの入力が受け付けなくなることが多かった.
毎回タスクマネージャーを開いて消していたが,毎回開くのが面倒なので簡単に消す方法を考えていた.
そこで,デスクトップ上に配置したバッチファイルを用いてタスクキルすることを思いついた.
ついでにPCが重くならないように任意でキャッシュも消せるようにしておいた.
バッチファイルの作成があまり得意ではないので,その練習も兼ねている.
バッチファイルの作成
@REM deleteTeamsCache.bat
@echo off
@REM MicrosoftTeamsをタスクキルする
echo ------1.Kill Teams Tasks------
taskkill /F /IM Teams.exe
@REM Teamsのキャッシュを削除する
echo ------2.Delete Teams Cache------
dir %appdata%\Microsoft\Teams
rd /s %appdata%\Microsoft\Teams
- タスクキルをするコマンド
win10ではtaskkill
コマンドを利用する.(linuxはkill
を利用)
/F
は,プロセスの強制終了.
/IM
は, 終了させるプロセスのイメージ名を指定する.今回だとTeamsの実行ファイルを指定している - キャッシュを削除するコマンド
削除しても問題ないファイルかを確認するために,dir
コマンドで削除予定のファイル一覧を表示している.
Teamsのキャッシュは,%appdata%\Microsoft\Teams
に保存されている.
初めて動作させる前にwin+r
(ファイル名を指定して実行)でパスを入力して,エクスプローラーで確認しておくといいと思う
キャッシュの削除は,ディレクトリごと削除するrd /s
コマンドで削除する.
注意
エクスプローラーから削除するのと違い,一撃完全削除なので,
重要なファイルが無いか,必ず確認しておく必要がある.