JavaScript データの種類・計算関連
JavaScript学習のアウトプット、兼自分用メモとして作成。
今回は値の型・計算関連についてです。
前の記事はコチラから↓↓
目次
01_データの種類について
02_計算関連
└ 四則演算
└ 余りの計算
└ べき乗
└ 計算の優先順位について
次回の予定
01_データの種類について
JavaScriptのデータの種類は、以下の6種類。
種類 | 表記 | 説明 |
---|---|---|
文字列 | String | 「あいうえお」や「Hello」など |
数値 | Number | 数字(1,2,3,4,5...) |
undifinde |
定義されていない 宣言したが、値を代入していない変数などがどがなる値 |
|
Null | null | 値がないことを示している特殊な値 |
真偽値(boolean) | true , false | |
オブジェクト(object) | {abc:5, def:10} |
データの種類がどれなのかを調べたい場合、以下のように
先頭にtype of
をつけて記述して確認することができます。
'use strict';
// 文字列 - String
console.log(typeof '反映テストです。');
// 数値 - Number
console.log(typeof 1);
// 真偽値 - Boolean
console.log(typeof true);
// undefind - undefind
console.log(typeof undefind);
// オブジェクト(object)
console.log(typeof null);
console.log(typeof null);
は「object」が反映されます。
これはJavaScriptのバグのため、こういうものだという認識で大丈夫とのことです。
02_計算関連
四則演算
四則演算は 足し算・引き算・掛け算・割り算
のことを指します。
以下、各計算方法で用いる記号と記述れいになります。
計算方法 | 記号 | 記述例 |
---|---|---|
足し算 | + | 10+5 |
引き算 | - | 10-2 |
掛け算 | * | 10*2 |
割り算 | / | 10/5 |
以下のように記述をし、反映させてみました。
'use strict';
// 15
console.log(10+5);
// 8
console.log(10-2);
// 20
console.log(10*2);
// 2
console.log(10/5);
余りの計算
10 ÷ 4 = 2.5
のように、余りが出る計算は%
を使って、記述をします。
%
を使って計算していますが、割合との関係は特にありません。
また、consoleでは整数である2
しか表示されません。
'use strict';
// 10 ÷ 4 = 2.5
// 表示されるのは「2」
console.log(10%4);
べき乗
10の4乗
などの「べき乗」は
**
を使って、以下のように記述します。
'use strict';
// 10の4乗:10000
console.log(10**4);
計算の優先順位について
JavaScrptの計算でも、算数で習ったように計算の優先順位があります。
掛け算が優先 : 5 + 10 × 3 = 35
足し算が優先 : (5 + 10) × 3 = 45
上記2点の計算は、以下のように記述します。
'use strict';
// 5 + 10 × 3 = 35
console.log(5+10*3);
// (5 + 10) × 3 = 45
console.log((5+10)*3);
以下のように、consoleに表示されます。
文字列も計算できる
実は、文字列と数値は計算することができます。
ですが、+
は別物です。
+
を使うと、文字列の連結が行われてしまうからです。
'use strict';
// 20 が表示される
// 文字列:10 数値:2
console.log('10'*2);
// 7 が表示される
// どちらも文字列
console.log('14'-'7');
// 102 が表示される(文字列の連結)
// 文字列:10 数値:2
console.log('10'+2);
consoleで以下のように表示されます。
もし、文字列で足し算をさせたいというのであれば、
parseInt()
という命令を使って、文字列を10進数の整数値に変換させることで計算できるようになります。
'use strict';
// 12 が表示される
// 文字列:10 数値:2
console.log(parseInt('10',10)+2);
consoleで以下のように表示されます。
それと、文字列の部分を数値に変換できない文章にした場合、
NaN(Not a Number)
と表示されます。
'use strict';
// NaN が表示される
// 文字列:あいうえお 数値:2
console.log(parseInt('あいうえお',10)+2);
次回の予定
次は定数・変数を交えて、比較演算子について書こうかと思います〜。