初めまして! フリーランスでITコンサルをやっているケビン松永と申します。
2023年末にデータラーニングギルドに参加いたしました。
せっかくの機会ですので自己紹介を兼ねて、遅ればせながらAdvent Calendar2023の企画に後乗りさせて頂きます!
プロフィール
- 年齢:46歳
- 職種:大手SIerで15年 → 独立して法人を立ててフリーランスITコンサル
- 家族:妻と子供3人
- 性格:意識高い系よりは尿酸値高い系
- 座右の銘:悪ノリして怪我
SIer時代
新卒以来、大手SIerで15年ほどエンタープライズのシステム開発に従事していました。
新人〜3年目ぐらいまでは基盤系のSEをやってまして、顧客の基幹ネットワークのど真ん中でケーブルの配線間違えてループさせてしまったり、42Uのサーバーラック群を顧客のサーバールームに搬入する際に物流さんがラックを横倒しにしてしまったり、思い返すといろんなことが浮かんできます。
キャリア中盤からは、わりと大きめのプロジェクトのアプリケーション開発のプロジェクトマネジメントが仕事になりました。
元請SIerのPMは、とにかくシステムが稼働するまではなんでもやります。本番稼働した後も、夜もおちおち眠れません。
何回か炎上プロジェクトに駆り出されて仕事がキツイ時もありましたが、仕事自体は好きでしたし自分が社会的に重要なミッションクリティカルなシステムを支えているんだという矜持もありましたので、このままこの会社でずっとやっていくんだろうなーと思ってたんですよね。
だいぶ評価もしてもらっていて順調に出世してましたし、家族帯同で海外駐在とかも経験させてもらったりしたので、会社には満足していたのですが、40歳を過ぎて個人的に色々と思うところがありまして、気がつけばあれよあれよと退職準備を始めて独立していました。
「なんで会社辞めたんですか?」 という質問をあちらこちらで受けるので、自分の思いをまとめたところ、ブログ記事で8エントリにもなってしまいました。ご興味おありであればご覧くださいませ。
独立してから
2018年に独立して、早いものでもう丸5年以上が経ちました。基本的には一人親方として、前職時代と同じようなことを受託でやっています。
クライアント企業の情シス部門 -> 元請コンサル -> エージェント会社 -> ケビン興業のような商流で、時にはP⚪︎C、時にはデ⚪︎イト、時にはアクセンチ⚪︎ア etc の帽子をかぶって、あたかもプロパー社員のような素振りでクライアント企業の中に入り込んで働いています。
前職では運良く(?)、システム企画・提案、製品の導入提案、ハードソフトの見積もり、要件定義〜本番稼働、保守運用までありとあらゆることをやってました(やらされてました)し、プラットフォーム導入もアプリケーション開発もなんでもござれだったので、「ま、どんな案件に参画しても何とかなるっしょ」 という軽い考えだったのですが
実際にいくつか案件を経験してみて、やはり高単価を狙っていくには需要に人材の供給が追いついていないジャンルにポジションを取った方が良さそうだなと思うようになりました。
当時 「SAPの2025年問題」 というのが大きく取り沙汰されていて、短期・中期的にSAP人材が枯渇する!!と騒がれていたので、よし、このワッショイチャンスに便乗しようと思い、それまでSAPの経験が無かったんですけど、ちょっとSAPの経験を積もうと未経験で飛び込んだんですね。
そしたら自分でもびっくりするぐらい通用しなくて、久しぶりに新人時代の辛苦を味わいました。
結局、↑のエントリで参画したプロジェクトは自分からギブアップしましたし、その次にチャレンジしたSAP案件もパフォーマンス不足で半年ほどでリリースされましたが、それらの経験を糧にして少しづつスキルアップしまして、現在はSAPの会計系モジュールでリーダー業をやっています。
・・・会計系モジュールが担当のはずなんですが、基幹システムやっていると日々いろんな話が持ち込まれてきまして、当初のスコープがどんどん拡大しており、私もそれを喜んで引き受けながら単価アップ交渉に励んでおります。
大家さんのお仕事
「不動産を買って、賃貸に出してお家賃を得る」という大家さんのお仕事も法人の事業の一つとしています。
話すと長くなるので割愛しますが、こちらの記事の冒頭の部分を読んでいただけると雰囲気が掴んで頂けるかもしれません。
オンラインサロンやってました
2020年から3年ほどDMMで 「近未来予想図」 というサロンを運営しておりました。
毎月1回、テーマを決めて未来予想イベントをやり、メンバーが好き勝手に予想をするだけなんですけどね。24時間ずっとブレストしているような集まりで、本当に楽しかたです。
手前味噌ではありますが、数あるDMMのオンラインサロンの中でも群を抜いて メンバー間のやり取りが活発なサロンで、DMMでサロンを開いているオーナー達に向けて運営ノウハウなどを紹介するようなことも事務局に依頼されてやったりしていました。
残念ながら諸般の事情により半年ほど前にクローズしてしまいましたが、有志がDiscordに50名ほど残って現在も細々と活動しています。
データサイエンスについて思うこと
ITコンサルとしての仕事柄、いろんなデータを収集したりこねくり回したりしながら誰かが意思決定するための資料をよく作成します。でもそういう場面で使うのは、良くても基本統計量ぐらいで、踏み込んだデータ分析はやりませんし、やろうと思ってもそんなにできません。
「もっとちゃんとしたデータ分析できるようになりたいなー」 と若い頃からモヤモヤと思ってたんですけど、思ってるだけじゃダメだ!とようやく腰を上げた2023年、独学でに取り組んでいました。
- 九州大学データサイエンス教育研究センターの講義資料をコツコツ読む
- Python 実践データ分析 100本ノックをやる
- ScrapyというフレームワークでTwitterのAPIからツイートを収集して分析をする
- オライリーのゼロから作るDeep Learning読みながら一緒に手を動かす etc
途中で数ヶ月間、宅建の勉強を挟んでしまったので、DS方面にそこまで時間が取れたわけではありませんが、1年前を振り返ってみると2023年の1年間でそこそこ前には歩みを進められた気がします。
年末になってみて、2024年をどんな年にしたいかを考えた時に、「もっとデータサイエンスの知見を深めたい!」と改めて思い至りました。
で、もっと飛躍させるには独学やってたらダメだなと思いまして、データサイエンスに関するオンラインサロンを探し、データラーニングギルドに参加させて頂いた次第でございます。
やっぱりサロンは面白い
久しぶりにオンラインサロンに参加して、やっぱりサロンは面白いなーと感じています。
データラーニングギルドに参加させて頂いてまだ数日ですが、アンテナに引っ掛かってくる情報の質量ともに段違いだなと痛感しています。また、いろんな環境で奮闘している皆様の姿が見られて、自分のモチベーションもうなぎ登りです。
さっそく村上さんの著作も読ませて頂きました。
自分がもやもやと気になっていたことがそこかしこに書かれており、膝を叩き過ぎて膝が痛いので、明日、整形外科に行って湿布もらってきます。
バタフライエフェクト
力学系の状態にわずかな変化が与えられると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象をバタフライエフェクトと呼びます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」
「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきが、テキサスで竜巻を引き起こす」
といった例え話もありますが、コミュニティ活動の醍醐味というのはまさにバタフライエフェクトの宝庫でして
- サロンで誰かが発信する
- 別の誰かがそれにコメントをする
- そこから気づきが生まれる
- そしてある時、誰かの人生が予想だにしなかった方向に転がりだす
ある偶然が別の偶然と衝突して、さらに偶然が生まれる。
誰かの大きなイベントも、繋がっている糸を過去に向かって丁寧に辿ってみると、別の誰かの気兼ねない発信や、それに対する簡単なコメントがキッカケだったりします。気づかないだけで、過去を振り返ってみれば奇跡は毎日起きているんだなということが分かります。
近未来予想図を運営していた時も、それをきっかけとしてさまざまな人と知り合い、また知り合った人同士で別の活動を始めたりなど、本当にたくさんのバタフライエフェクトに出会うことができました。
データラーニングギルドでも、たくさんの素敵なご縁や気づきに出会えることを期待しております。
どうぞよろしくお願いします!
【追伸】
こちらをきっかけに、初めてKaggleというものの存在を知りました。。
ぜひ参加したいと思っております。どこかでご一緒させて頂ければ幸いです。