ラズパイ(3B+)の初期設定
2020/07/06時点確認
ディスプレイ/マウス/キーボードは使用しない。
OSを焼く
Raspberry Pi Imagerというソフトができたらしいのでそちら参照。
すでにラズビアンがpreinstall済みのスターターキットを買うとこの手順は不要。
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release: 10
Codename: buster
sshで入れるようにする。
microSDをPCに差してマウントする。
windows(GUI)からの操作手順
デバイスとして認識されるとboot以下のファイルが閲覧できるようになる。
boot直下に空のテキストファイルを作成し、ファイル名をssh
にする。(拡張子は削除)
Mac(CUI)からの操作手順
// 未実施 ToDo
// たぶん$touch /Volumes/bool/ssh
でいい
ラズパイを有線接続してssh接続
- ラズパイを有線LANで繋ぐ。
- ラズパイにsshする。
- PCから
arp -a
コマンドでLAN内の機器のMACアドレスとIPの紐付けリストを確認し、愚直にラズパイのIPを探しssh pi@x.x.x.x
する。 -
ssh@raspberrypi.local
でホスト名からLAN内のラズパイを探してssh pi@x.x.x.x
で入る。
- PCから
無線LANの設定
暗号化しない場合
$ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="ssid"
psk="passwd"
}
暗号化する場合
$ sudo su
# wpa_passphrase "ssid" "password" >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
# vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
最後に平文のパスワードを削除する。
wpa_supplicant.conf
を設定して再起動してもwifiには繋がらない。有線でssh接続した時に以下のように言われる。
Wi-Fi is currently blocked by rfkill.
Use raspi-config to set the country before use.
raspi-config
で国を指定してと言われている。
この設定と同時にタイムゾーンや言語設定してしまおう。
無線LANの有効化とタイムゾーン/言語設定
$ raspi-config
GUIライクな画面に変わる。
1 8 Update
を実施
2 4 Localisation Option
を選択して以下3~5実施
3 I1 Change Locale
から言語設定
4 I2 CHange Time Zone
からタイムゾーン設定
5 I4 Change WLAN Country
からJP Japan
を選択。
設定後reboot→ifconfig
でwlanが加わっていることを確認。
ここで表示されるIPを控えてsshを切り、有線を外す。
無線LANからsshを実行する。
パスワード変更
passwd
ホスト名変更
/etc/hostname
と/etc/hosts
のraspberrypi
を書き換える。→reboot
ローカルIPの固定
ifconfig
で自分の今のローカルIP確認
route
でデフォルトゲートウェイのIP確認
以下のファイルで指定。一番末尾に追記する。
なお、複数記述することで異なるwifiに繋いだ時にそれぞれの指定にそってIPを割り当てられる。
interface wlan0 # 複数書く場合でもこれは1個
ssid HogeHoge
static ip_address=192.168.x.x/24 # 固定するIP
static routers=192.168.x.1
static domain_name_servers=192.168.x.1
ssid FugaFuga
static ip_address=192.168.y.y/24 # 固定するIP
static routers=192.168.y.1
static domain_name_servers=192.168.y.1
PythonのデフォルトをPython2→3に変更する。
# シンボリックリンクの作成
$ cd /usr/bin
$ sudo unlink python
$ sudo ln -s python3 python
確認用
$ python --version # version確認
$ ls -l py* # pythonに纏わるコメントを列挙 (/usr/binで実行)
参考
https://yamaryu0508.hatenablog.com/entry/2014/08/15/140000
https://mugeek.hatenablog.com/entry/2019/05/27/230256
https://www.souichi.club/raspberrypi/python3-default/