Power Point で簡単な動画を作成します
凝ったものは動画編集ソフトを使ってください。
今回は写真や動画の切り貼りのみで1つの動画を作成します。
基本的な作り方としては
1. 素材となるファイルの作成
2. スライドショーのリハーサルをして記録
3. 動画として出力する
この3つの手順です。
1. 素材となるファイルの作成
まず元となるファイルを作成します
1.1 写真、動画のレイアウト
動画を作成するにあたって、素材となる写真やイラスト動画を各ページに作成します。
お好みで作成しても大丈夫ですが、テンプレートもあるのでレイアウトに困ったら使ってみてください。
例として「アルバム」と検索するとスライドショーとして使えそうなテンプレートが見つかります。
1.2 エフェクトの追加
画面切り替え を使って適当にエフェクトをつけていきます。
期間を設定するとエフェクトの速度に変化をつけることができます。
もちろん Power Point なのでアニメーションもつけることができます。
このときに 自動切換え にチェックマークを入れて、秒数を指定するとリハーサルをするときに楽になります。
1.3 BGMの挿入
次にBGMを挿入します。
1枚目のスライドに 挿入 > オーディオ でBGMとして使いたい音楽を挿入します。
ここでは初めに バックグラウンドで再生 を選択してください。
以下の項目にチェックマークがつきます。
- スライド切り替え後も再生
- 停止するまで繰り返す
- スライドショー実行中にサウンドのアイコンを隠す
繰り返したくない場合は 停止するまで繰り返す のチェックマークを外してください。
また、音源の一部分を使いたい場合はトリミングをしたり、フェードをうまく活用してください。
トリミングをするときは 1.2 エフェクトの追加 で設定した時間を目安に範囲を指定するとうまく繫げることができます。注意事項としては 画面切り替え時間 + 切り替え時間 でスライドが遷移するので時間の計算を間違えないようにしてください。
途中でBGMを変更したい場合はBGMが変化する予定のスライドで上記の手順を再度行ってください。
2. スライドショーのリハーサルをして記録
1枚目のスライドからスライドショーを実行してください。
画面切り替えで「自動切り換え」を設定している場合は傍観するだけです。
暖かく見守りましょう。
自動切り換えの設定をしていない場合は手作業でスライド送りをして最後まで終わらせてください。
3. 動画として出力する
ファイル > エクスポート > ビデオの作成
で動画を出力してください。
このときに 記録されたタイミングとナレーションを使用する が選択されていることの確認をしてください。
出力には時間がかかる場合がありますが、気長に待ちましょう。