WSL(Windows Subsystem for Linux)を使って、make と g++ を実行してみたので、その備忘録です。
#Windows Subsystem for Linux のインストール
インストール自体は以前にやっていたので、手順ははっきり覚えてないんですが
公式ドキュメントに沿えばインストールできると思います。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10
ドキュメントに従っていると
「Linux ディストリビューション」を選択する場面があると思います。
今回は使用する Linux ディストリビューションとして ubuntu18.04 を選択しました。
バージョンのこだわりは特にないので、最新の ubuntu 20.04 でもいいと思います。
↓インストール先
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/ubuntu-1804-lts/9n9tngvndl3q?rtc=1&activetab=pivot:overviewtab
ちなみに、今回は windows terminal を使ってこの後の作業をしています。
↓インストール先
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/windows-terminal/9n0dx20hk701?activetab=pivot:overviewtab
#makeコマンドのインストール
windows terminal を使って、ubuntu を実行し、
sudo apt install make
を実行します。
途中で何か聞かれたら YES(Y) と答えておきましょう。
インストールが完了したら
make -v
でバージョン確認してインストールの有無を確かめましょう
GNU Make 4.1
Built for x86_64-pc-linux-gnu
Copyright (C) 1988-2014 Free Software Foundation, Inc.
License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later http://gnu.org/licenses/gpl.html
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
このように表示されるとOKです
#g++ コマンドのインストール
make と同様に ubuntu で
sudo apt install g++
を実行します
インストールが完了したら同じくバージョン確認をしておきましょう。
g++ -v
ずらずらと表示されますが、最後にこのような表示がされると思います。
gcc version 5.4.0 20160609 (Ubuntu 5.4.0-6ubuntu1~16.04.12)
これでインストールは完了です
#使ってみる
今回は make ファイルの中に g++ が含まれていたので、make ファイルを実行してみます。
実行したい make ファイルまで cd でディレクトリを移動して
make
を実行します。
その結果、出力されたファイルを実行して、希望のプログラムが実行できました。
以上備忘録でした。