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kubectlの基本操作をまとめてみた。

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前回の用語解説に続き、今回はkubernetesのコマンドラインツール、kubectlの基本操作を紹介する。

kubectlをインストールする。

前提条件:Docker Desktopがインストールされていること。

右上の歯車のマークをクリックすると、kubernetesの設定に行ける。
左下のタブから「Kubernetes」⇨「Enable Kubernetes」⇨右下の「Apply&Restart」でkubernetesのインストールを開始する。

image.png

インストールが完了すると左下にkubernetesのアイコンが表示され、「Running」の文字が表示される。
image.png

kubectlのインストール

前提条件:Docker for Macがインストールされていること
     Kubernetes is runningの状態になっていること
     Homebrewが利用可能であること

kubectlとは

クベコントロール。コマンドラインツール。Kubernetesクラスターを制御できる。ymlやコマンドをAPIリクエストに変えてAPIserverに命令を出す。

全体の流れ

①.kubectlをインストール

②.Verの確認

kubectlのインストール

公式ドキュメントによると、kubectlをインストールするには複数のアプローチがあるが、今回はHomebrewを使用してインストールを行なっていく。
下記のコマンドを実行。

$ brew install kubectl 

スクリーンショット 2022-06-12 11.00.37.png

Verの確認

$ kubectl version --client

スクリーンショット 2022-06-12 11.00.58.png

Ver1.21.2が最新であるため、最新のものがうまく入っていることが確認できる。

kubectlの構文

$ kubectl [command] [TYPE] [NAME] [flags]

command部分には、(get,create,patch,delete等)実行したい処理が入る。
TYPEには、(pod,node,service,deployment等)操作するリソースタイプが入る。
NAMEには、指定したリソースの名前が入る。
flagsはオプションで、必ずしも指定されない場合もある。

スクリーンショット 2022-06-12 17.45.56.png

画像の例では、commandがget,TYPEがnode,NAMEはdocker-desktopとなる。
どんなnodeが存在しているかを表示する。

kubectl get

pod/node/service等、リソースを指定して使う。

$ kubectl get pod -n kube-system

kube-systemというnamespace内のpod情報を表示せよという命令。

kubectl describe

指定したリソースの詳細を表示する。

$ kubectl describe pod -n kube-system

スクリーンショット 2022-06-13 20.00.41.png

kube-systemというnamespace内のpodの詳細を表示せよという命令。
やばいくらい情報が表示されて正直引いた。

kubectl create/delete

リソースを作成/削除する。

$ kubectl create namespace test-ns

スクリーンショット 2022-06-13 20.14.47.png

test-nsという名前空間を作成している。

$ kubectl delete namespace test-ns

スクリーンショット 2022-06-13 20.18.46.png

作成した名前空間を削除している。

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