本記事の目的
書籍「RUNNING LEAN 実践リーンスタートアップ」を読んだ学びをアウトプットすること。
3章のまとめ
見込み客を複数定義して、BMCを書け。
ポイント
- 顧客とユーザーを区別すること。
製品にお金を払ってくれる人が「顧客」、「ユーザー」はお金を払わない。
- 顧客セグメントを細かく分けること。
あらゆる人をターゲットにした製品を効果的に設計・構築・出荷することはできない。
広く受け入れられる製品を目指していても、最初は特定の顧客を念頭に置かなければならない。
- 最初はすべてを1枚のキャンバスにまとめること。
最初はキャンバスを1枚だけにして、顧客セグメントごとに色分けすることで、すべてを1枚に可視化する。
そこから必要に応じてキャンバスを分割する。
- 顧客セグメントごとにリーンキャンバスを書く。
ビジネスモデルの要素は顧客セグメントによって大きく異なる。
実際にやってみろ。
ハンズオン形式でオンラインでLean Canvasを作れるツール。
本書でも紹介されている。
Lean Canvasを作成するためのヒント
- 15分で書くこと。
- 空欄があってもいい。
- 簡潔に書くこと。
- 今わかる範囲で考えること。
- 顧客主導型で考えること。
- 課題と顧客セグメントから埋める。
- 上位1~3位の課題を挙げる。
- 既存の代替品を列挙する。
- ユーザーを特定する。
- アーリーアダプターを特定する。
- UVPを埋める。
- 変わったものにする。
- ただし、その違いが重要なものに限る。
- アーリーアダプターをターゲットにする。
- 成功ストーリーに注目する。
- 機能は「プロがデザインしたテンプレート」
- 利点は「見栄えのいい履歴書は目立つ」
- 成功ストーリーは「念願の職につく」
- 言葉をよく選んで使う。
- 継続的に使用する鍵となる言葉。
- 検索エンジン最適化のランキングを上げるようなものがいい。
- 誰が・何を・なぜに答える。
- 優れたUVPを研究する。
- Apple
- 37signals
- FreshBooksなど
- ハイコンセプトピッチを作る。
- Youtube:「動画用のFlickr」
- エイリアン(映画):「宇宙のジョーズ」など
- 効果的なUVPを作る公式
即効性のある明快な見出し = 顧客が望む結果 + 明確な期限 + それが達成されなかった場合の代替案
- ソリューションを埋める。
- チャネルを埋める。
- インバウンド
- アウトバウンド
- 収益の流れとコスト構造を埋める。
- 収益の流れ
- 無料登録から始めるのではなく、初日から課金すべき。
- 価格設定については以下を参照。
- Don't just roll the dice
- コスト構造
- 30~50人にインタビューするのにかかるコストは?
- MVPを構築してローンチするまでにかかるコストは?
- 固定費と変動費の両面から見たバーンレートは?
- 損益分岐点は?
- 主要指標を埋める。
- デイブ・マクルーアの海賊指標
- 圧倒的な優位性を埋める。
- 内部情報
- 正当な「専門家」の支持
- ドリームチーム
- その人の信頼性
- 巨大なネットワーク効果
- コミュニティ
- 既存顧客
- SEOのランキング
次回記事投稿
4章から手法的な議論がメインになり、
ドキュメント化より実践することに重点を置いたため、更新をお休みしています。
本書が気になった人はぜひ読んでみてください。
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