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大学祭でシステムを作った話(背景・結論編)

Last updated at Posted at 2019-12-12

INIAD-FESとは

自分が通っている(といっても、今年1年間休学していますが・・・)東洋大学は、白山・川越・朝霞・板倉・赤羽台と5つのキャンパスがあり、同一日程でそれぞれ大学祭を実施しています。
INIAD-FESはそのうちの、赤羽台キャンパスの大学祭です(INIADはFaculty of Information Networking for Innovation And Design ・・・情報連携学部の略で「イニアド」と読みます)

赤羽台キャンパスは、INIADの設置(2017年)と同時に開設されたキャンパスで、他キャンパスからは学部移転などがない(再来年春に朝霞から移転してきます)ので、まだ3年目の大学祭です。
なので、実は大学祭自体もかなり手探りの状態です。
INIADINIAD-FESについては、それぞれ公式サイトをご覧ください

情報が欲しかった

いかんせん新設キャンパスの大学祭なので、そもそもどんな人たちが来るのかがイマイチわかってない節がありました。
(高齢化率が高い北区ですが、大学のそばで団地の建て替えが進んでいて、実はファミリー層も多く住んでいる)

そこで、INIAD-FESにどんな年代の人が来ているかや、サークルなどの企画でどういったものが人気なのかなどを分析したいと・・・

去年のお話

第2回の時から(同じことを意図していたのかはわかりませんが・・・)QRコードを発行して、企画などの受付で読み取り、来場のスタンプや来場者の属性(性別や年代など)と紐づけて分析するようなシステムが運用されていました。(自分は去年はIoTフル活用の脱出ゲームを作るのに夢中でした)
そこで、そのシステムをブラッシュアップするような感じで作ってやろう!ということになりました。

作ったシステム

  • 来場者管理システム(QRコードで来場者の属性や企画の履歴を管理するシステム)
  • デジタルパンフレットアプリ(スマホのアプリとして、企画の情報や構内のマップを表示できるアプリ)
  • 企画管理システム(アプリやWebサイトに供給する企画情報のデータ管理や、来場者管理システムの権限管理のためのシステム)

運用してみて

技術的な話は翌日以降のアドベントカレンダーで出すので、お楽しみに!
今年のINIAD-FESは実行委員会の立ち上がりが遅かったこともあり、直前まで内容などの変更が相次ぎ、紙のパンフレットを担当していた広報部がかなりてんわやんわしているような感じだったのですが、これらのシステムは、企画管理システムで変更した内容がすぐに反映されるので、柔軟に対応できたなと思います。
それと、デジタルパンフレットアプリには、プッシュ通知の機能があるので、放送などで伝えられなかった企画などの宣伝を届けることができるなど、一歩進んだ情報発信ができたと思います。

さらに、去年はサークルなどにデータを提供していなかったのですが、今年はサークルに、それぞれ実施した企画の来場者についての情報を提供できるように作ったので来年に活用してほしいなぁとか思ってます。

一方で、やっぱり立ち上がりが遅かった影響でアプリの利用率が芳しくなかったという反省があります。
来年はもうちょっと周知して是非使ってほしいな・・・

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