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macOS Catalina 10.15 BetaでAdobe CCのアップデートをしたかった話

Last updated at Posted at 2019-08-21

この記事はまだBeta版のソフトウェアについてのものです、正式版では仕様が変わる可能性があります

macOS Catalina + Adobe

macOS 10.15から、iPadをサブディスプレイとして使えるSidecar機能が実装されます。
ここでイラストレーターさんなどは大きく影響を受けるんじゃないでしょうか。

なにせ、筆圧検知にも対応するiPad Proを、フルスペック版Photoshopが動くMacのサブディスプレイにすれば、液タブとして使えるのですから。

Mojaveで黄信号を出されていたAdobe

現行バージョンの macOS Mojave 10.14.x は「32ビットアプリをサポートする最後のmacOS」とアナウンスされています

既に、PhotoshopやIllustrator、AfterEffectsなどAdobe CCに含まれる製品自体は64ビット対応を済ませていますが、それらを管理するAdobe Application Managerがまだ対応していません。
スクリーンショット 2019-08-21 15.12.37.png

そのため、製品のアップデートなどでApplication Managerを使用すると、このようなメッセージが表示されることがあります
image.png
※スクショ撮る前に解決したので撮れず、引用

システム環境設定
スクリーンショット 2019-08-21 15.21.22.png

見て分かるように、ブロックされているようです。
このままインストーラーに限って許可することもできますが、約1時間のみ使用できる仕様になっていて、毎回システム環境設定を開くのは面倒でもあります。
ターミナルからコマンドを発行することで、32ビットのみ対応のアプリケーションに対して半永続的に許可を与えることもできます。

terminal
sudo spctl --master-disable

そうすることで、すべての32ビットアプリケーションに対して実行を許可することができます。
スクリーンショット 2019-08-21 15.27.05.png

なお、

terminal
sudo spctl --master-enable

とすることで、元に戻せます。

その場しのぎで対応しましたが、どのみちAppleが32ビットの切り捨てを決断した以上、正しいアプローチとしては「64ビットに対応する」ことであることに変わりはありません。

正式公開は例年で言えば10月前後といったところでしょうか、Sidecarは本当に強いので、是非Adobeには完全な64ビット対応を済ませて欲しいところです・・・

出典・引用

開発元が未確認の Mac アプリケーションを開く: https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh40616/mac

[解決] Appleは悪意のあるソフトウェアを探すことができないため、アプリを開くことができません]:https://ja.ihowto.tips/osx-apps-download-tutorials-tips-hacks-news/solve-app-cant-be-opened-because-apple-cannot-check-it-for-malicious-software.html
エラー画像も↑より引用

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