この記事はまだBeta版のソフトウェアについてのものです、正式版では仕様が変わる可能性があります
macOS Catalina + Adobe
macOS 10.15から、iPadをサブディスプレイとして使えるSidecar機能が実装されます。
ここでイラストレーターさんなどは大きく影響を受けるんじゃないでしょうか。
なにせ、筆圧検知にも対応するiPad Proを、フルスペック版Photoshopが動くMacのサブディスプレイにすれば、液タブとして使えるのですから。
Mojaveで黄信号を出されていたAdobe
現行バージョンの macOS Mojave 10.14.x は「32ビットアプリをサポートする最後のmacOS」とアナウンスされています
既に、PhotoshopやIllustrator、AfterEffectsなどAdobe CCに含まれる製品自体は64ビット対応を済ませていますが、それらを管理するAdobe Application Managerがまだ対応していません。
そのため、製品のアップデートなどでApplication Managerを使用すると、このようなメッセージが表示されることがあります
※スクショ撮る前に解決したので撮れず、引用
見て分かるように、ブロックされているようです。
このままインストーラーに限って許可することもできますが、約1時間のみ使用できる仕様になっていて、毎回システム環境設定を開くのは面倒でもあります。
ターミナルからコマンドを発行することで、32ビットのみ対応のアプリケーションに対して半永続的に許可を与えることもできます。
sudo spctl --master-disable
そうすることで、すべての32ビットアプリケーションに対して実行を許可することができます。
なお、
sudo spctl --master-enable
とすることで、元に戻せます。
その場しのぎで対応しましたが、どのみちAppleが32ビットの切り捨てを決断した以上、正しいアプローチとしては「64ビットに対応する」ことであることに変わりはありません。
正式公開は例年で言えば10月前後といったところでしょうか、Sidecarは本当に強いので、是非Adobeには完全な64ビット対応を済ませて欲しいところです・・・
出典・引用
開発元が未確認の Mac アプリケーションを開く: https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh40616/mac
[解決] Appleは悪意のあるソフトウェアを探すことができないため、アプリを開くことができません]:https://ja.ihowto.tips/osx-apps-download-tutorials-tips-hacks-news/solve-app-cant-be-opened-because-apple-cannot-check-it-for-malicious-software.html
エラー画像も↑より引用