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リリース前の複数人での差分確認

Last updated at Posted at 2024-01-20

開発ベンダに開発を依頼し、その後リリース前に差分をチェックするということをやっています。 複数案件一度にリリースすることもあるので、複数人で差分をチェックすることもあります。

そんなとき、私は pgdf を使って差分を抽出して、他の人に確認を依頼します。

環境

  • Python 3.10

差分の抽出

ここでは差分の例示のために、1ファイルtext.txtを持つリポジトリを作成しました。
次のようなGitのLogになるよう変更を行いました。

* b579d39 (HEAD -> main) change lines
* d943a53 add 2 lines
* 1e5de18 add one line
* fc12d8b initial

最新の2つのコミットについて差分を抽出してみます。

次のコマンドを実行すると、 Excelファイルが生成され、 "diff_d943a53..b579d39.xlsx was generated." と出力されます。

$ pgdf d943a53 b579d39

ここで次のコマンドを実行してExcelを見てみましょう。

$ open diff_d943a53..b579d39.xlsx 

出力されるシートは2つです。

Summary

image.png

git diff --stat の結果がまとめられています。

Diff

image.png

git diff と、 変更箇所についての git blame, git log --format=%s の結果がまとめられています。
この右側の列に、チェックした人がマークを記入していけば、全てチェックされているのか確認できます。

補足

  • コミットハッシュをブランチに変えれば、ブランチとの差分を出力できます。
  • 特定のファイルの差分のみを見たければ、 pgdf revision_1 revision_2 file_path のように実行します。 ワイルドカードも使えます。
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