はじめに
最近、職場で新しいシステムを作るかもという話が出てきました。前回のシステムに関わった際に、もっとこうなっていればという苦い思いを何度したような気がします。
もし新しいシステム開発等に自分も関われるのならば、ぜひとも前回の経験から追加してほしい機能を提案したいものです。
ただ、いざクラウドシステムの導入を進言してみると、かなり反発がありました。そのことについても書いてみたいと思います。
クラウドシステムは何が便利なのか?
クラウドシステムは最近の流行りでよく耳にしますが、なぜこれが支持されるのかというのを考えてみたところ、
サーバーをレンタルすることができる。オンプレミス型のように自前で建てる必要はない。
この点は大きいと思っています。前回のシステムはオンプレミス型です。10年以上経ちますが、サーバの通信関連での不具合は正直日常茶飯事です。AWSなどのクラウドサーバ側も同じようなことはあるかもしれませんが、自分たちで全部修正する必要はなくなると思うし、現在の少数で運営で対応するのは正直難しいと思っています。
クラウドサーバにはレンタル料が発生するから敬遠したいという話もよく出ました。しかし、現在のオンプレミス型の自前サーバで発生する障害対応を行っても対価を得ることは難しいです。現在のシステムのコストが適正なのか検証したいです。
wifi搭載モジュールの低価格化で、機能集中型からクラウドを介した機能分散型端末の開発・発展を加速する可能性
前回のシステム端末はもう20年弱前に設計が始まったのですが、今との違いはインターネット接続が前提ではない時代でした。
ADSLとかが出だしていましたが、当時は回線障害や回線工事などで一時的に止まる等がよく発生していました。
しかし、もう時代は変わったと思います。ペイペイとかスマート決済サービスなどで当時のような回線断が頻繁に起こっていたら、誰も使わないでしょう。そういうのが一応を解決できたら今の活況があるのだと思います。
クライアントサービス開発に集中できる。
クラウドサービスを手軽にレンタルして利用できるようになれば、開発スタイル等もかなり変わってくるのではないでしょうか。
ESP32など安価にwifiを搭載したモジュールが販売されるようになってきた
ESP32等の手軽にネット接続できるようなモジュール基盤が安価に変えるようになってきたことは、クラウド化の流れを加速するでしょう。
収集したデータをとりあえずクラウドに流すというプログラムだけ書けばよいと割り切れば、作業コストも大幅に削減できるかも。
今までのように、通信機器を中心として、センサー、表示器、入力機等などを有線で繋げていくようなシステムだと、コストも基板内の部品点数や部品配置による省スペース化が難しくなるなど、いろいろな問題がありました。(前回のシステムはとてもハイスペックなハードウェアではありましたが、大きさはパチンコ台のようでした)
各機能をそれぞれを単体の端末として開発し、必要なものだけ追加して、有線ではなくネット通信を介したクラウドで管理するようなものがシステムに移行していければ、開発面でも設置・運用面でも今までとは全く別のやり方や発想もでてくるかもです。
Tuya対応機器というのをaliexpressで発見
3年くらい前に、IoT機器としてAmazon Echo Flexのセンサー機能とalexaに対応したACコンセントを組み合わせたリレー出力システムをこのアカウントの記事として紹介したことがあります。
3年程度しか経過していませんが、IoTやクラウドサービスはさらに発展してきているように感じます。
個人レベルでもIoTサービス的なものが開発できたりするのかな?と感じ、AWS IoTやAmplfyなど見てみると、大体のテンプレ的なプログラミング的なものがあるらしいということはわかりました。
AWSなどクラウド側のログインシステム関連などのテンプレを使用すれば、ローコードでスマホシステムでよくあるやり方的なシステムが組めるらしいですが、やはり細かいところはそれ相応の知識が必要と感じます。まずプログラミングを始める前に、大方の仕様やデザイン、それとAWSの開発環境に対する知識は必須のように感じました。(やっぱり大変でしたプログラミングとか正直大変でしたTT)
また、大方の仕様(スマホアプリでのログイン画面とか、ユーザーが端末を登録する等の操作等など)
そういうことを思っていたら、すでに私が作りたいと思ってるシステムってAmazonでは売ってないのか?
という疑問が出てきました。
Amazonではあまり同様のホームシステムというのはみつかりませんでした。(panasonicのホームシステムは親機と子機間は省電力セキュリティ426Mhzで通信)
aliexpressではホームセキュリティを検索してみると、たくさんの装置が販売されていることがわかりました。特に”Tuya”というロゴが付いた端末がたくさん売られていることに気が付きました。(続く)