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VBAと共に去りぬ:第3話 人生を変えるVBA

Last updated at Posted at 2019-11-21

Kさんへ VBAのススメ SES業界で働いてる人は特におすすめ

VBAはなぜ人生を変えるか
1 無駄な作業から身を守る
2 時間が生まれる
3 プログラミングの経験が積める


ひとりごと
これもあんまり読む必要がなく自分の考えを書きなぐったメモである。

自分は23歳から社会人になったけど現在35歳で転職を10回ぐらいしている。
最近自分の技術の棚卸しをちゃんとしたいなと思って、まずはLinkedInの方をちゃんと書き直そうと思っている。

ちなみに転職と言っても業界ごと変える転職がほとんどで、同一業界で似たような職種での転職はほとんどない。
去年個人事業主1本になって、今年やっと合同会社だが登記することができた。
9年越しの夢が叶った。
そもそも何でこんなに転職しているかと言うと25歳の時に独立したいと思って、それに必要な経験や技術を得るために転職してきた。(つもりだ)
まぁ合同会社での売り上げはまだ1円もないんだけど。

なぜこんな急にイキって話始めたかと言うと、プログラミング、てかVBAがまだまだ活かせるよ。という話をしたいからだ。

自分の一番最初の仕事はプログラマーだ。
開発言語は C 言語、VBA、SQL。
pl SQLを最後の方少しやって、退職してカナダに行った。(研修で Java や JavaScript を HTML CSS などもやったけれど、まあ素人みたいなもんだ)
プログラマーの仕事は2年間しかやっていなかったが、この13年間振り返ると、初めてやった仕事がプログラマーで本当に幸運だったと思っている。
それからこの13年間プログラミングをちゃんとやったことは一回もないけれど、その最初の2年間があったおかげでまあいろいろ楽ができた。
(そういえばその最初の2年間以外一つの仕事を2年続けたことはない。)

それからカナダのTim Hortonsでアルバイトをして日本に帰ってきてから飲食やったりヘルプデスクで働いて個人事業主の屋号をとって、妻と一緒に妻が作った物を売ったり、インド人の友達と一緒にお茶の輸入販売などを個人事業主でやったりした。ただ、その両方とも途中でやめてしまった。前者は妻が本業が忙しくなり物を作る時間が無くなってしまった。後者はインド側の工場を経営していたインド人の友達のお父さんが癌になってしまった。幸い一命は取り留めたがお父さんをもう無理させてはいけないと思い断念した。
その時に、自分が作る側の人間にならないといけないと改めて思った。
今はちょっと考え方が変わったけれど、当時は「生産はストップしてしまったら商売ができなくなる」「なので自分で作れるというのは強い」と思った。
その頃ちょうどpromotionの話があり、通信事業者のサービスマネージャーという仕事に就いた。
それも一つの転機だった。
今まで自分なりに頑張ってきたつもりだったけど、その仕事をして初めてマネージャーとしての責任というものを学ぶことができた。
でもどうしてもまた海外に行きたいという思いがあり、当時所属していた会社のシンガポール支店へ行かせてもらった。
そこでやったことは教育と営業だった。
営業職は初めてだったので(個人事業主では一人で勝手にやっていたが)今思うと、社長はできれば営業なんかしないでネットワークエンジニアに専念して欲しいと思っていたと思うんだけど。
同じことが1年以上できないのが自分の性格みたいだ。
また営業というのは独立するために必須のスキルだと思ったので、それを海外でやらせてもらえると言う絶好のチャンスを逃したくなかったというのもあった。
シンガポールにいる時に、自分の超ミニウェブサービスを作った。
ドメイン取ってPHPをググりながら調べて書いた。
ヘルプデスク時代に Web サイトのアフィリエイトでめちゃくちゃ稼いでる人がいて、その人の影響で。
ただ自分はお金を稼ぐことよりもまずは英語力の向上と、営業スキルを身につけたかったので、隙間時間に自分に必要な Web サービスだけを作った。
今考えるとあのときシンガポールでアフィリエイトに振り切っていればなんかいろいろお金儲けの可能性はあった気がするw
ちょうど与沢翼さんがシンガポールのオーチャードに住んでいた頃で、なんかそっちの方に振り切ればよかった。。。

シンガポールでは色々あったが色々ありすぎて一年で日本に帰ることにした。
日本に帰る前にやはりまだ海外で働きたいと思いベトナムにある日本企業から内定をもらったけど、結局日本に帰って今度は東京のスタートアップで働くことにした。
最終的に独立したかったので社長が1名(24歳)、正社員0名、アルバイトとインターンが4名の5人の会社を選んだ。
その方が従業員が多い企業に行くよりも、独立するための経験として良いと思えた。
しかもその時、生後半年の子供がいた。
自分が30歳の時の話である。
自分にとっては自分の目標に沿った妥当な判断をしたつもりだったんだけれど、同世代や自分より上の世代の人にこの話をすると結構びっくりされることが多い。
今は転職回数が多い人に対して風当たりの冷たい時代ではないと思うんだけど、5年前はまだまだそういう人がとても多かった。
この会社は8ヶ月ほどで辞めてしまった。
正社員としては最低記録になる。
理由は様々だが、自分の子供に対して自分が満足する教育を与えてあげたい。それを自分で作りたいと思う気持ちが強くなった。
全く自分と同じような目標を掲げている会社Wantedlyで見つけてそこに転職した。
そこもスタートアップだった。
しかしそこでも色々あってw1年1ヶ月で退職し個人事業主になった。
そしてその9ヶ月後、合同会社を登記した。
そして現在に至る。
この13年間、VBAが何を自分にもたらしたかというと、「大切なことだけに集中できる環境」を提供してくれたのですわい。

全然違う業種に転職するということは、(しかもそれを繰り返すということは)やったことある人はわかると思うんだけど、めちゃめちゃ大変なのである。
しかも自分は一つの職種を最大で1年ぐらいしかやらないので、めちゃめちゃ早く習熟しないといけない。だいたい1年ぐらいで仕事に慣れてくる。とかそのスピード感だとダメなのである。
最初の1か月でスタートダッシュして、3ヶ月目くらいにはチーム内の主要人物になってないと旨味がないのである。
その業務で経験を得るのが目的なので。
しかも自分は最近自覚したんだけれど事務業務が苦手だ。
定型業務、テンプレート業務と言っても良い。苦手と言うか転職を繰り返したことによって、この業務をやることがどれだけ意味のないことか知っている。頭が意味のないことだと分かってしまっているのでそれをやれと言われた時の苦痛が半端ないのである。
こういった業務は自分の能力を高めることはないし、技術的につぶしのきかない業務である、というかはソフトウェアに淘汰される業務である。
ただどんな職場に行ってもある程度こう言った業務しないといけない。
そこで活躍するのが VBA である。
(スタートアップ業界以外は)ほとんどの日本の職場で動いているのは Windows OS である。
また Web ベースのアプリケーションやグループウェアなんかは導入していない企業の方が事業会社などでは多い。
エクセルやワードのオンパレードである。
ただそれは VBA 使いにとってはもってこいの環境でもある。
自分は殆どの職場で、「自分の業務自動化 VBA ツール」を自作して、どうでもいい仕事や定型業務は自動化/省力化してきた。
そのおかげで自分が本来やるべきコア業務に多くの時間を割くことが出来て、習熟するスピードを上げることができた。

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