#Asset Graphとは
アセットの設定変更やAsset Bundleの構築など、アセット周りの反復作業をノードベースで自動化出来るエディタ拡張です。
#何が出来るの?
詳細は後にして、簡単な使用例を一つ紹介します。
#Import Settingsを自動化
Unityに画像ファイルを放り込むと、デフォルトでは以下のような設定でインポートされるので、Spriteとして使いたいファイルなどは必ずインポート後に設定を変えなければならず面倒です。
というわけで、Spritesフォルダに放り込んだファイルは自動でSpriteとして使うための設定が適用されるようにしてみます。
まずは、対象のフォルダをAssetGraphウィンドウにD&Dします。
右クリックで「Overwrite Import Setting」ノードを作成しノードを接続、Inspecterで「Overwrite Import Setting」ノードを適用したい設定に編集します。
後は、右上の「Excute」を押すと、このAssetGraphが実行され対象のフォルダ以下のアセットに「Overwrite Import Setting」ノードの設定が適用されます。
さらに、「Load from Sprites」ノードの「Respond To Aseet Change」にチェックを入れ、「Use As Postprocessor」をオンにすると、アセットが追加されるたびに自動で実行されます。
#詳しく知りたい
参考になりそうな記事を集めました。
【Unity】AssetGraphTool、ノーコーディングで 「指定フォルダにインポートしたアセットの設定を、指定した内容に自動更新する」 機能を作る
【Unity道場】AssetGraph入門 〜ノードを駆使しててUnityの面倒な手作業を自動化する方法〜
AssetBundleGraph作ってみた 気持ち全国から選りすぐりのサンプル集を大公開!
※「AssetBundleGraph」というのは旧名です。
GitHubに日本語のマニュアルがあるので、詳しくはそちらを読みましょう。
https://github.com/Unity-Technologies/AssetGraph
#まとめ
大きめのプロジェクトだとかなり役に立ちそうですね。
自作のノードを作って拡張することもできるので、いろんなことを自動化できる可能性を秘めてると思います。