この記事は Mac 向けです。
Android のエミュレータには、arm と atom と mips の 3 つの CPU があって、atom に関しては、Intel が配信しているアクセラレータを SDK Manager でダウンロードし、dmg をマウントしてインストールするようになっています。この辺の作業の話はネットに沢山転がっているのでそちらを参考にしてください。
さて、最近(昨日今日くらいの話) そのアクセラレータである Intel x86 Emulator Accelerator(HAXM) のインストーラのバージョンが上がり、Rev.5 になりました。更新されたので中身を見に行ってみると、インストーラの dmg ファイルが 2 つに増えていることがわかると思います。
以下のような名前の dmg ファイルがあります。
IntelHAXM_1.1.0_below_10.10.dmg
IntelHAXM_1.1.0_for_10.10.dmg
below_10.10 と for_10.10 の 10.10
は MacOS X のバージョン番号で、つまり、Yosemite 向けとそれより前のバージョン向けとで dmg が異なっています。
Yosemite はまだ正式リリースされていませんが、これから HAXM をインストールされる方やインストールし直す方はご注意くださいませ。
changelog にも以下のような記述があります。
On Mac, two *.dmg files will be copied to the folder, 1 for 10.9 and below, the other for 10.10, users can choose according to the host Mac OS version.
ちなみに今回のアップデートでは、以下の対応が含まれています。
-Add 64 bit Guest Support - Able to boot 64 bit Kernel and User space