#Oracle 12c SQL基礎取得
最近はくもり雨ばかりですが、梅雨が明けそうで晴天が楽しみです。
今回は、7月15日にOracle 12c SQL基礎(1Z0-061-JPN)を取得したため報告します。
受験者の参考になれば嬉しいです。
##私について
2018年新卒でIT企業に入社しWebアプリケーションエンジニアとして3年目となります。就職前は農学を学ぶ教育機関にいたためどちらかといえばIT業界には探り探り足を踏み入れました。
今年の春に開発部隊からは距離を置き、別業務でリーダーを担うことになりました。ですので、本来はマネジメント系の学習に時間を割くべきですが、せっかく開発エンジニアを経験しましたのでDB系の知識があることを形として証明したくORACLE MASTER Bronzeの資格取得を目指しました。
開発エンジニアの時にはORACLEのDBを使用しており、簡単なDDL、DMLを扱える程度のベースでした。
入社以来の主な取得資格は下記です。
2018年
・情報処理技術者(ITパスポート試験)
・Oracle認定JavaプログラマSE 7/8 Bronze
2019年
・AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
・Oracle認定JavaプログラマSE 8 Silver
・Webクリエイター能力認定試験-エキスパート
・情報処理技術者(基本情報技術者)
2020年
・AWS 認定デベロッパー – アソシエイト
・Oracle Database 12c Bronze DBA 12c
・Oracle 12c SQL基礎
##1.結果
##2.勉強
####期間
・2か月(5月中旬〜7月中旬)
####時間
・2時間/日(平日のみ、通勤時)
####書籍
・黒本(徹底攻略 ORACLE MASTER Bronze 12c SQL基礎問題集[1Z0-061]対応)
####方法
練習問題と模擬問題を組み合わせて解く
①練習問題(1〜13章)※間違えた問題番号をメモ
②模擬問題
③練習問題※間違えた問題番号をメモ
④模擬問題
⑤練習問題※①③で間違えた問題のみ、間違えた問題番号をメモ
⑥以降、模擬問題
※練習問題は、スピードは遅くても大丈夫ですので解答の導き方を判断できれば切り上げてしまい模擬問題のみでよいです。練習問題よりむしろ模擬問題の方が本番の出題形式に近いためです。練習問題は一度でも間違えた問題を隙間時間にパラパラと確認する程度で大丈夫です。
※模擬問題は、解答の導き方(選択肢の消去法)がなるべく早くできるように時間をかけましょう。下記にもありますが75問を120分で解くため1問あたりに割ける試験時間が短いためです。
##3.振り返り
####判断軸を定着させること
実のところ、本番試験で残り7問は時間がなく2択まで絞れてもあとはあてずっぽでした。なので、選択肢を消去するための基本的な知識(判断軸)はしっかりと覚えましょう。解答をより短い時間で選べれば、正確に余裕を持って解き終えることが可能です。
####まずはエラーを疑う、次に要件が実現するかを疑う
特に問題で苦手意識を持たれるのが、「問題文の要件を実現するSQLを選択する問題」、「正しく実行できるSQL(長い)を選択する問題」だと思います。私は長いSQLに慣れていないこともあり、全てが正解に見えてしまい苦手でした。この形式の問題には、まずはエラーになる選択肢を弾きましょう。ここで、初めて要件を満たすか考えましょう。選択肢を絞った上で要件を満たすかを考えるので、時間を大きく省くことができます。
##4.おわりに
今回、本試験に合格することでORACLE MASTER Bronze資格を取得しました(Bronze DBA 12cは取得済み)。DB系の資格取得は初めてなので嬉しいですし、DBについて一定水準の理解ができたこと達成感があります。ただ、実務には直接生かせないため満足はできていないです。今はリーダーとしてプロジェクトにいることと、マネジメントが満足にできていないことを鑑みると今の自分に必要なのはエンジニアの技術経験ではなく、マネージャーとしての技術経験であると深く理解しています。ですので、今後はマネジメントの力を伸ばすような方向に勉強を進めていこうと思います。また成長できましたら、皆さまに進捗報告や有用な情報を発信できればと思います。今回の記事が皆さまのお役に立てれば嬉しいです。